スペインでの国際会議で演説中のアメリカ大統領が狙撃される。
大統領のシークレットサービス、トーマス=バーンズ(デニス=クエイド)は真実を追う…!!?



一瞬たりとも目が離せない、濃厚かつ疾走感溢れるやつ!

ひとつの事件を複数の人物の視点から時間をそれぞれ遡り、大胆に物語は進行してゆく。

答えを焦らすように、肝心なトコで視点が切り替わるので、集中力が途切れない。

何回も遡るので「もういいよ…」となるかもしれないが、そこで新たに浮上する謎によって、映画に引き込まれて行く。


ラストシーンも最高にカッコイイ

サスペンス映画のジメジメ感、アクション映画の汗くささのどちらもないのでみんなが楽しめる作品となっている。



これを観たらいかに「キサラギ」のテンポが悪く、しょぼいのかよくわかるだろう。
今作品が優れすぎているだけかもしれないが…


観るDVDに迷ったらぜひ