不運にも前科者となってしまった佐藤鈴子(蒼井優)は100万円貯めるごとに"自分の事を知らない街"を転々とする…





蒼井優は世代を代表する良い女優なんだけど、出演作の演出がこれまでイマイチでなんだが実力不完全燃焼だった感がある。
しかし今作品では蒼井優の実力が存分に発揮されている。



一時期「沖縄に住もう」みたいな自由生活指向が流行った。
でも21歳の主人公がしてるのはそんなに楽しいもんじゃない。

どこへ行っても適度な距離感を保ち、自分を殺している。


一見、冷血な感じもするんだけど、行くとこ行くとこで出会う人達に微妙なストレスを感じるように作られててあくまで"主人公寄り"の気持ちにさせられる。

まるで自分も主人公と一緒にいるようだったし。

その普通と微妙に不快の境目の演出が本当にうまい、絶対日本人にかわからないけどそれでいい。日本人だし。

タナダユキ監督今後要チェック


ロードムービーらしからぬ濃厚でいやらしい人間ドラマはむずがゆくて苦々しいんだけど
かすかな希望をくれる。

自分を殺した主人公と問題を抱える弟の触れ合いによる成長もまたしかり。


「人生つまんねーな…」

一度でも思ったことあるならば絶対見て欲しい

人間の温かさとか超絶に感じられます!!

蒼井優がピタリはまり日本人の感覚にもピタリハマった良作!!

ぜひぜひオマケの満点
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