サッカーの国際試合でフランスの監督が身につけていた馬鹿デカイダイヤモンド”ピンクパンサー”と監督の命が奪われた。
捜査に抜擢されたクルーゾー刑事(スティーブ=マーティン)だったが…



これはとんでもなく面白いサスペンスコメディー
練りに練ったであろうすべり知らずの小ネタの数々とそれの見せ方は超一級。ついで映画全体が安っぽくならないように壮大なスケールを持つサッカーシーンや、必要かわからんけど豪華絢爛な装飾品の数々。
装飾品の中で一番安っぽいのがピンクパンサーダイヤってのも世界水準で笑いを分かってらっしゃる監督ならでは。


アホ刑事が犯人を追うだけのド直球勝負だからこそ、笑いのためだけに遠回りして無駄なシーンもふんだんに入れられる。
主人公の頭悪すぎ(推定IQ65)のおっさんがアメリカ英語を学ぶシーンなんかは腹筋フル稼働で、ご近所さん夜分遅くにすみません状態。

笑っていたのに最後はコロッとだまされる。この快感ったらないよね~


脇役らも個性派ぞろいで、目を離す暇がない。
ちなみに皆大好きジェイソン=ステイサムも冒頭ど派手に出演してますが、彼の出番はわずか3分。明らかに釣りだけど、そういう金持ち的つまみ食いもたまにはいいかな。


脇役のほかにも映画を支えるものとして肝心なのが音楽。
この映画はそれも最高でサントラほしいぜ。ピンクパンサーの曲がいろんな形に変化して楽しめるのはもち、ヒロイン的キャスティングのビヨンセの歌声(&ルックス)もまた良し。
いたれりつくせりですね…。


DVD特典には監督のコメント付き再生もあって、それ聞きながらの鑑賞も二度おいしくいただけます。


三ヶ月に一本、いや半年に一本あるかないかの傑作です。
大人数というより気の知れた仲間と見ればよりいっそう仲が深まるかも
まぁおれはひとりでみたんだけどね…泣