教師「娘を殺した生徒へ私は復讐します。」



オール明け眠気マックス最強の睡魔いたにもかかわらず、
それらを吹き飛ばし一気に引き込まれてしまった。

てゆーか映画はこうじゃないと。
映画見ながら寝るのは各人のせいじゃなくて映画のせいだからね。


この映画とんでもなくエネルギーをつかうのだけれど、
やはり命を扱っているからか。
難病による怒りのぶつけ場所がない命と
誰かに奪われた命とでは見ごたえがちがうのよ。
あんたら邦画界はいままで何人難病で殺したのよ?
人の涙の発生装置のごとくつかって金稼いでる気持ちはどう?
その金で女子高生でも買ってるんでしょ?



えへん・・・

登場人物が天秤にかける命の重み。
それを実感させられる登場人物のアクションリアクションが強烈。
人が死んでしまうというのはどうしようのなく悲しい。
法裁き待ちできるわけないんだよな・・・本当は。



淡々とした告白により物語は進み、映像は背景となる。
派手なアクションなどはない。
スローモーションや風景描写などの余白が多いので
各事象の余韻がより強く感じられた。

他人の命をベットし、自分の命を高める。自己中の極みはゆとりだけでない。


殺人犯にも共感できる部分があり、悪の二面性も心に響いた。

いや、復讐って悪なのか?


まだぐるぐる回っているこの答えの出ない問題は
ほうっておいていいわけない。


観客を馬鹿にした邦画が多い中、よくやってくれた。
東宝元気Pナイス!





こっからただの愚痴・・・
映画関係者!
やたらとこの映画をたたいてるけど、なんなの?
たしかに女教師は狂人とかしてしまっているけど、
それがなんなの?
タクシードライバーは?レクター博士は?
それはいいの?

なんのための映画なの?
人に見てもらって初めて価値がでるのよ
自分の頭の中にある時点では無価値よ。

たたくだけたたいてるけどあんたら先生方の作品は
それですか。

悔しかったら観客にとって面白い映画作れよと
いいたい。