タイの日常にある児童買春宿、生きたままの臓器提供…。






綺麗なとこばっか見ようとしてるんだよな、結局。

こんな事実があったなんて知らなかったし、知ろうとも思わなかった自分を恥じた。

命の価値は平等(キリッ
とか言ってるけど、実際にはそんなことないと思ってるけど、「価値の低い命」がここまでなものか、と突きつけてくるストーリーは怒りが込み上げてくる。


事実を伝えることしかできない新聞記者となんちゃってボランティアの勘違い女子大生の構図は無力感を強調しまくるし、止められない非人道的な行為の恐ろしさを突き刺してくる。


ロリコン、幼女、児童…
とネタであって欲しかったネタが、彼らの欲求のまま買われていく様は目を伏せたくなるし、

生きたままの人間を殺し、鮮度抜群の臓器をわが息子のために買う親の心理には割り切れない無力感を感じた。


なんちゃってボランティアの女子大生の叫びは結局どこにも響いてない。
どこか「私は安全圏にいる、彼らとはちがう」という命の価値の高さが見ていて苦しかった。



後半の目まぐるしい展開と狙いすぎな音楽は微妙なんだけど、それでもこんな金曜ロードショーじゃ一生流されないテーマを直球でぶん投げて来たことに拍手。