潜入捜査官のヤン(トニー=レオン)とマフィアから警察に潜入したラウ(アンディ=ラウ)とが全く違う運命を歩む…




ハリウッドさん製作とはまた全然ちがったあじつけなのね。
忙しくないから画面の余白でいろいろ考えてしもた。

「性善説」ですか・・。
むずかしいとこつっこんでくよなー。

自分ではこれが正しいと思う。のものさしってはたしてどこで作られるんだろうな。
誰にとっての善で、誰にとっての悪なのかしら・・。

多数決とっても意味無いんだよなーこればっかりは。
泥沼のやつだろ。


はぁ・・これだから分かり合えないんだよな。人間は。
結局「性善説」でも「性悪説」でも、誰かの主観だもんな・・。



とかえらそうなこと言ってるけど、絶対的な悪はあるだろ。

歩きタバコとか、ポイ捨てとか、遅刻とか、ポイ捨てとかさ・・。

誰の目にも明らかなんだろうけど、なんで当の本人は気がつかないのかな。


いや気がついてるのかもな、見てないのかもな。自分の悪のところは。
だってめんどくさいもんな。こんな泥沼なこと考えるのはさ。「意味無い」の一言で片付くようなこと。



映画もその善悪のものさしが潜入により歪んでくのな。
やっぱ人は環境すべてだな。

いろんなものさしで計る自分のアイデンティティが、死と直面することで徐々に回復していく心理描写は説得力があって、手汗尋常じゃなかたぞ・・・。
やるな・・・。



おれは個人的に「性善説」を信じてるから、待ちたい気持ちはあるんだけど、いざ目の前の悪事を見ると、懲らしめたくなってしまう罠・・・。


でも今度は気がつくのをまってみようかしら・・。