かつてブロレス界のスターだったアンディ(ミッキー.ローク)は体が衰えてもなおリングに立ち続けていたが、突然の発作に襲われる、、、。





ほんとにどうしようもないおっさんが、自分の居場所を見つけようと必死にもがく姿に感動できるんだけど、これをみて寝る人もいるもんなんだよなあ。

そういうのもわからんでもないよ。

映画というよりドキュメントを観ているような大人な演出で、無駄な音楽もないし、目に見えてカッコいいシーンなんかもない。
けどこの映画はこれなんだよなあ。

主人公の生活ぶりから徐々にこのうす汚い親父の生き様、信念みたいなもんがみえてくるんだけど、周囲の人たちにはそれが伝わらない。不器用といえば少しかっこいいんだけど、そんなんじゃない普通にアホなだけなんだけど、本当の気持ちが本当に伝えたい人に伝わらないのはしんどい。

怒鳴って怒って強く伝えようとしてもなにも伝えられない。
気持ちと言葉が空になるのは見ていてやはり辛い。

自分で壁作ってそれを壊してまた作っての繰り返しだったんだろうな。
自分に娘ができて、うまく伝わらないのってこういう気持ちなんだろうな。



けどリングの上では何もわからなくてもその人の気持ち体調を汲みながら、ねぎらいあう姿はなんだろうな。
うらやましいな。
数十年と連れ添ったら、事情をしらなくても気持ちがわかるようになったりすんだろうな。

にしても、ぶっちゃえけ同じピエロの娼婦が出した答えはスーパー切ないすなあ・・・。

諦めたら、そこで試合終了とは上手く言ったもんだ。