アメリカが唯一負けた戦争。
前半部は兵器になるまで、後半部は実際の戦争を鬼才キューブリックが描く…。





1987年の映画か。
だいたい2000年より以前の映画は苦手だけど、これは全然行けるな。

前半部の訓練シーンは強烈な下ネタのオンパレードでかなり笑える。
ゆとり世帯でも知ってるランニング中の歌がじわじわ来るww

にしてもこんな訓練してたらああなるわな…。



後半部は森の中のベトナム戦争ではなくて市街地戦(キューブリック監督が飛行機嫌いでイギリスにやしの木を生やして撮影したらしいww)

相変わらず、アホなやりとりが多いのだけれど、凄惨な銃撃戦とのコントラストがすごいな…。


自分の命を賭け、仲間の命を助けるか。それとも見捨てるか。

嫌な汗かいたわ…。




自分の知っている命はあんなにも重たく描くのに、知らない人はどうでもいいものとして描く怖さ。
同じ命だろ。

そしてなにより、「戦争が人を変えるのではなく、兵器になる訓練の過程が人を変える」という新しい切り口の反戦映画として長く心に残りそう。

そりゃそうだよな。
あんな人のいいデブがあんなになっちゃうのよな…。
戦争行ってからじゃ遅いもんな。
じわじわと精神を壊していかないと。




最後に皆が歌うのはミッキーマウスマーチ。
「どうでもいいもの」という意味を持つこの曲、そして出銭ランドと揶揄される金儲け主義の象徴で終わるとは、やっぱりこの監督すげーわ。
(2001年宇宙の旅はよく寝れたけどww)