必然の別れ(07年5月) | うつ病HACK!!~こんな時こそ自分を変えるチャンス~

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うつ病と診断されて約2年、まだ完治しない。でも生活は出来るし、生きて行ける。少し改善した今、今までの経緯を辿り、同じうつ病に苦しむ人のヒントになればと思います。

うつ病を発症してから、3ヶ月…全く良くなる気配は無かった。

仕事では部署異動で負荷の軽い業務しかこなせなかった。

毎日同じ事の繰り返し。

週末は彼女と会い、出かけたりしていた。

でも別れる予兆はあった。

実は06年夏に彼女は転職前に一人で旅に出た。

3週間ほどで帰って来てから、全く連絡が取れなかった。

不安に思い、メールや電話をするが全く反応がない。

家にも行ったが居留守される始末。

「終わりかな…」

そう、頭に過ぎったタイミングで彼女と電話する事が出来た。

「好きな人が出来たから別れる」


どこにでもあるフレーズ。


ココロの中で、いずれ言われるであろうと予感したフレーズ。

彼女は旅先で大学の先輩と会い、そこで愛を育んだそうだ。

正直に聞かされた時、逃げたくない気持ちから全て聞いた事で気が狂いそうだった。

彼女は僕の全てだった。

彼女は僕にとって、無色透明の「光」だった。

彼女を通して見る風景・考え方や価値観・センスまで、その「光」を通して輝いて新鮮だった。

でも、もうその「光」を僕は見る事が出来なくなった。

卑劣だけど、彼女の携帯を見た事がある。

楽しそうに相手とメールしていた。

「愛してる」

そうメールで言い合っていた。

悔しかった。全てが終わった気がした。


僕は彼女に辛い思いをさせた。


彼女を守る事も出来なかった。


話をちゃんと聞く事も出来なかった。


全ては僕に責任があったんだ。

最初の自殺未遂をしたのもその頃だ。

結局死ねず、深く切りつけた傷のせいで今、僕の左手の半分指は動かない。

彼女が居なくなる事を直視出来ず、自分を傷つけて存在を確かめていたと思う。

その辺りから不眠症にもなった。仕事も連日深夜まで働き、余計な事を考えない様にしていた。

そう、僕のうつ病になったキッカケはこの失恋だったと思う。

ヨリを戻したり、別れたりを繰り返しながらも、彼女はその先輩と愛を育んでいた。

そして07年5月、彼女は僕の前からいなくなった。

僕には何も残らなかった。

もう、あの笑顔も見れない。

触合う事も出来ない。

毎日情けない位に泣いていた。

彼女と出かけた場所に一人で向かい、面影を探したりもした。

もう何も帰って来ないのに。

でも、生きていた。

僕にとって、インドは

僕から全てを奪った場所であり、

リスタートした場所にもなった。


うつ病HACK!!~こんな時こそ自分を変えるチャンス~-無

そこから数日後、僕は旅に出る事にした。


自分を否定して、再生する旅に。