痛めていた腕もほぼ完治ということで久しぶりに

祖母がいる病院にお見舞いに行きました

ココ1年で祖母は敷地隣にあった社員寮から病院にお世話になっています。

何故祖母は社員寮に住んでいるのか不思議でした。

そして今は一人では危ないということで

病院に勤めているおじさんの力で患者としてお世話になっております。



今年の11月で89歳になる祖母

実は祖母にとっての初孫になる私のいとこのおにいちゃん(おじちゃん?)が

17日生まれで私が18日生まれ。そして祖母はその翌日の19日生まれと、よく出来た

一族なのです



6歳年上の祖父が亡くなって15年。その間長男であるおじさんが遺体で見つかりました。

おじさんは私が小さかった時にはすでに家から離れて生活をしていたので会ったことはないようです

いとこ達は幼い時におじさんに何かしら買ってもらったという思い出を持っていたようですが

私は初めて会ったのはお葬式。

次男のおじさんをずっと長男だと思っていた私は遺影の写真を見て次男のおじさんに似ているなって

思いながら思い出もないおじさんに対して涙を流しました

不思議です

きっとおじさんも不思議だったでしょう



一番無念だったのは祖母でしょう。

初めての子供は女の子であるおばさんなんですけど、でもやっぱり昔の人ですから

長男は特別だったのでは?と思います。



祖母はお嬢様です。

と、いうか祖母の母は姫だったのです。

今はその場所をひとりはなれて違う県での生活をしていますが

本家は違うところです。

そういえば幼い頃おそらく誰かのお葬式に行ったのだと思うけど

退屈だった私は家中・敷地中をかくれんぼして遊んでいました。

かくれんぼしていると怖い置物に立ち尽くしたりして、、

あの当時はあれが何であるかはよくわからなかったのですが

というやつでした。

今ではその国を治めていた殿様の城に献上してあるようです。

そりゃあ怖くて置いてほしくないです。



祖母曰く

貧乏な人とどうして結婚したんだろう?と葬式の時にでも平気で言っていましたが

確かに祖父の立場は…よく許されたなと思いました



歳を重ねて88歳の祖母であっても

やはりお嬢様であった時のプライドは健在です。

そして人前での言葉遣いまでも

祖母は女性の孫が誰一人嫁に行かないとよく言いますが

私は祖母のためにも…とは思うのですが

そのことを目標にしてもう少し元気で更に長生きをしてほしいと思っています。