コエンザイムQ10は、1957年にアメリカのクレーン博士らによって牛の心筋ミトコンドリア内
から発見されたことは、既にお話しましたね。
このクレーン博士らがこの物質に「コエンザイムQ10」という名前を付けたわけですが、
実は、それよりももう少し前、1950年代の初期のころになりますが、英国のモートン博士ら
によって発見されていたというのも事実です。
ただ、この時には「コエンザイムQ10」という名前ではなく、「ユビキノン」と呼ばれていました。
クレーン博士らが牛の心筋ミトコンドリア内から発見した物質にコエンザイムQ10という
名前をつけましたが、後にモートン博士らが発見したユビキノンと同一の物質であった
ということも、ちゃんと明らかにしています。
その後コエンザイムQ10は、アメリカテキサス大学のフォーカース博士によって科学構造が
決定し、本格的に研究されるようになったのです。
コエンザイムQ10は、脂溶性のビタミン様物質で、またの名をビタミンQとも呼ばれます。
人のミトコンドリアに最も多く存在していて、エネルギーに深く関わっている成分です。
別名、ユビキノン。
人の体内でも作り出すことができますが、多くは食品から摂らなければなりません。
レバーやモツ、牛肉、カツオなどに多く含まれています。
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