何が凄いって、この歴史的チャリティーマッチで
ゴールを決めてしまう、キングカズ!
奇跡が起きたと言って良い。
期待はしてたけど、まさか決めるとは。
正直、後半の日本代表は2軍みたいなもんだったけど、
日本代表は日本代表。
シュートが決まった瞬間、
「わ~決まった。」
って、つぶやいた。
「よし!決まった!」
ではなかった。
期待はしてたけど、心の中に「無理やろ・・・」
って気持ちが勝っていたと思う。
J2で、バリバリ出場して、バリバリ得点を決めてる
訳じゃない。去年は10試合しか出てない。
与えられた時間で何が出来るか?
限られた時間を精一杯走る。
そんなプロフェッシュナルな気持ちが
産んだゴールだったと思う。
運も味方した。
闘莉王と岩攻がヘディングで競った。
と同時に動き出すカズ。
この時、岩攻と森脇でマークの受け渡しがズレた。
一瞬、森脇がボールウォッチャーになってしまい、
闘莉王と岩攻がヘディングで競った所を見ていた。
本来なら、走り込んだカズについて行かないといけない。
フリーになったカズが冷静に決めた。
解説で城が、あのシュートは難しいですよって言ってたけど、
闘莉王が競って、ボールが流れて来るっていうのは、
走り込んだ時にイメージは出来てたはず。
シュートも、ノーバウンドで打つより
ショートバウンドの方が打ちやすい。
キーパーとの1対1も、右からカーブをかけたシュートも
すべて一瞬にして感じた通り。
スピードは衰えたけど、技術は経験値の分上がっている。
この状況を導き出した、キングカズは凄い。
カズが44歳になっても、”あきらめない”って姿が、
被災者に届いたと思う。
サッカーはチームスポーツ。
仲間を信頼しないと、成り立たないスポーツ。
カズが決めた事に、本当に意義がある。
前半の日本代表、後半のカズ、
プラス個人的には、完全に黒子に徹した中村俊輔。
このパフォーマンスを含めた、
この試合のすべての出来事が、すべての人々が、
素晴らしいと言える。
自分も今年44歳。自分の胸にも飛び込んで来た。
人生の岐路に立っているけど、
負けちゃいけないなって思う。
自分に負けちゃいけないなって思う。
昨日のカズダンスは、
心なしかステップが軽かったように見えた。
そして、その軽快さとは裏腹に、
力を込めた右手人差し指に、メッセージが込められてた。
「がんばれ」って。
両手を広げて、
「届け!!!」って。
公式戦ではないので、ゴール数はカウントされない。
幻のゴール。記録されないゴール。
しかし、世界中の人が胸に記憶したゴールであったに違いない。
素晴らしき、キングカズ!!!
banbara