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思い出倉庫。

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10年間、同じ人を好きでいた。

そのうちの6年くらいは、私の彼氏だった。


残りの4年は、私に旦那がいた・・・。



始まりは、ただの飲み会。

背が高いこと以外に、特に目立つことのない人。

私のほうがよっぽど目立った。


「今度あいつが二人で飲みたいらしい」


と、上司から職場で言われ、驚いた。

普通、ありえないでしょ。

上司に何を言ってるんだ、とも思った。


・・・非常識。


私の第一印象、最悪。

社会人として、ありえない。


仕方なく食事へ。

ただの居酒屋。おしゃれでもなんでもナイ。


飲みながら彼は、自分の先輩に電話をかけ始める。


「いま、一緒にいるんですよ。」



・・・アホ。

・・・・・・ドアホ。


こっちはただの飲みに付き合っただけなのに・・・。

次の日から、会社中でうわさになってしまった。


それでも彼と何度か食事を繰り返すたびに、

山のような食事を気持ちよくたいらげる彼を見ていることが、

とても幸せになっていた。


付き合うまで2ヶ月足らず。


山手線の年末金曜日のホームで、抱きしめられて、キスをした。


「一緒にいたい」


それが始まり・・・。