御朱印をお願いすると、速攻で戻されました。
ほとんどスタンプと印で埋められているので早いわけです。それでも日付はきちんと筆書きされていますので、不満などありません。ありがとうございました。
これまで直書きでも朱印帳の戻しが一番早かった記憶は、袋井市の「油山寺」でした。見開きで2つの御朱印をアッという間に筆書き。1分も経過しなかったように記憶。
思わず戻された朱印帳を確認してしまいました。
2体の御朱印はきちんと揮毫されていました。あたりまですが・・。
混み合う駅の立ち食いそば並みの早さでした。
尊永寺・油山寺・可睡斎の御朱印(静岡・袋井市)〜遠州三山 自分巡礼?「ご利益茶」をいただいた
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JR山手線「駒込駅」北口の前の本郷通りは北に向かって下り坂になっています。
「日光御成道」とも呼ばれる、その本郷通りの坂を降れば神社参道の案内があります。
▼脱線しますが、そこを通り越して本郷通りをもう少し先に行くと「霜降橋」という交差点の手前から「霜降橋銀座商店街」が左手に延びています。戦後からある商店街だそうですが、道幅3〜4mくらいでしょうか? 下町の商店街が生き延びるにはベストな道幅です。
車が通れる道幅にしてしまうとシャッター通りになってしまうかもしれません。
かつては川があった「霜降橋」という、どこか哀愁のある名称とともに、いつまでも残って欲しい商店街です。
とは言え、山手線内でありながら駒込については、そもそも豊島区ではなく文京区かと思っていたくらいで、何も知りません。
思い出せるのは駅近くのしだれ桜で有名な「六義園」、そして同じく桜の「ソメイヨシノ」発祥の地であること、さらに染井霊園くらいでしょうか。
本郷通りはこれまで数え切れなきくらい車で走り抜けていますが、通りからは見えない神社に気づくはずもありません。一の鳥居から石段を登るとすぐ二の鳥居で境内になりますが、商店街や住宅街に囲まれた中にあるので境内は広いわけがありません。それでも日本武尊を祀るこの神社は豊島区では最古と伝わります。春の季節になれば桜の花で覆われた境内は見事なことでしょう。
▼恥ずかしながら「舊趾」はここ数年で読めるようになりました。「きゅうし」です。旧跡に同じですね。戦勝を祈願したというう太田道灌ゆかりの神社は、かつては道灌の木像や、道灌が奉納した刀剣や古文書など様々な社宝があったそうですが、戦中の空襲により社殿もろとも全てを失ってしまったそうです。道灌霊社の左右には、社殿再建の際の工事により土中から掘り出された江戸時代の庚申塔がありますが、もう表面は劣化していてハッキリしません。
かつて太田道灌がここに立ち、戦いに備え戦略を練っていたかもしれない、そんな姿に思いを馳せ、駒込染井村の境内を後にします。