私が高校生の頃に知った霊媒師で占い師のおっちゃんから
色々なことを学びました。
▶︎福岡県千代町(箱崎)の伝説の霊能者「おっちゃん」について 〜忘れないように記録
その中のひとつに
ダメンズや反社会勢力
いわゆる暴○団とかヤ○ザのレベルを好きになる女性への鑑定での心構えです。
そこには
・好きになったことは否定しない
・不必要な上げ鑑定はせずに正直に言葉を選びながら話す
というものです。
ちなみに
おっっちゃんは長屋に住んでいて
個室でもないので
前の人の鑑定は
そのまま聞こえるようになってました。
魂の本質を読みとり答え合わせをする! スピリチュアルカウンセリング&リーディング
短大生の時に
ひとりで相談に行った時に
私の前で相談していたのは
ある組みに所属する男性の彼女2人組みでした。
彼女達の相談は2つでした。
①彼がお金を返してくれない
②彼が組で出世するかどうか
①お金について
・彼が指輪を買ってくれると言ったから2人でお店に行った。
彼が「財布を忘れた」と言い始め、結局自分がお金を建て替えた。
ダイヤの指輪を買ったら
彼が
「もっと豪華にするから待ってて」と言い
その指輪を持って行ってしまった。
いまだに指輪も返してもらえないし
お金も払ってくれない。
指輪はどうなっているのか?。
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おっちゃんの返事。
とても優しい口調で
おっちゃんは以下のことを言った。
・指輪もお金も返してもらえない
この方法は若い下っ端がよく使う手口で
その指輪は質にいれられていること。
②彼が組で出世するかどうか?
おっちゃんの言葉は
「○○のお偉いさんも
若い頃に鑑定に来た。
あの人は出世する運を下っ端の頃から持っていた。
女を騙す器でもなかったしねぇ」
と
これも非常に優しい口調で言ってました。
この話しを聞きながら
私は
あぁ、遠回しに彼は出世しないよと言ってるんだなぁと思ったのでした。
その2人の女性が帰って
私の順番になった時に
おっちゃんは優しく
そしてちょっと寂しそうに笑って
こう言ったんです。
「おっちゃんはね、本当はね、あの2人のお付き合いを反対したいんだよ。
別れてほしいんだよ。
でもね、うん、反対したところでね………。」
きっと、おっちゃん個人としては反対したかったと思います。
ただ
彼女達の心の中には
別れる選択肢が今はないのがわかっているから
だから
淡々と優しく鑑定して視えていることだけを伝えたんだと思います。
そして
同情するでもなく
上げ鑑定をするわけでもなく
彼が出世するかという質問に対しては
・他の人の例を出しながら遠回りに出世できないこと
・また、本当に出世する人は彼女を騙してお金儲けをしない
ということも伝えてました。
こういう仕事をしていると
良いことばかりが視える訳ではありません。
よく言われる
「上げ鑑定」を時にはしたくなります。
✳︎上げ鑑定とは:お客様の欲しい答えを言って上げ上げの気分にすること
でも
それって自分にとっても
お客様にとっても
良いことはないと思うんです。
このことを通して
私は
・上げ鑑定はせずに
・お客様にとって嬉しくない事実が視えた場合は上手に例えることも大事
ということを学んだのでした。
そして今も
この学びは私の中で活かされてます。
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