あるネットニュースを見ていて
「自己実現」に向かう人を
そのまんま現わせてくれているのは
羽生結弦さんだなと思ったのです。
北京五輪のフィギュア男子で4位となった羽生結弦さんが
松岡修造さんにこう語ったそうです。
正直、『おまえ死んでもやれよ』みたいなことをずっと言いながらやってましたけど、回んないんですよ、そんな簡単に」
羽生さんは
今回のオリンピックをあるがままに受け止め
そして
チャレンジャーで自発的。
少しでも「４回転半なんて無理だ」とか
「オリンピックでメダルを獲得し名誉を保つことが大事」とか
そういう欲が動いたら
別のプログラムになっていたと思うんです。
でも
自分の中の心の奥底から出てくる思いに忠実に
努力しチャレンジしている姿。
これこそが
自己実現に向かう人なんだなと思ったのです。
自己実現って
単純に願いが叶うとか
なりたい自分になれるとか
そういう解釈をされがちだけど
本来の意味は
「その人が持つ潜在能力をあますところなく発揮して
本来なるべき人間になること」
と定義付けられています。
そして自己実現に向かう時に
「自分には不可能だ」だと無意識に思ってしまうことが
壁となる場合が多々あるとも
マズローは語っています。
羽生さんは
「自分に不可能だ」と思うことなく
保身に走らずに
真摯にスケートに向き合っているのだと思います。
そして
そんな姿だからこそ
世界中にファンがいるのだと思うのです。
《引用記事》
▶︎羽生結弦 松岡修造に「衝撃回答」努力報われない発言は辛いに「死んでもやれと言っても回んない」
羽生結弦さんの姿が「自己実現とは何か」を教えてくれているんだと思ってます！！。
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