僕が最初に知ったのは、たしかVagrant Recordsの「FIVE YEARS ON THE STREETS」というオムニバスを買った時。
高校生だった当時、GREEN DAYが好きで、洋楽好きの友達たち（バンド仲間）とはるばる2時間かけて御茶ノ水に出向き、disk unionの中古品をあさっていた。そこで見つけた一枚。しかし、このオムニバスで興味を持ったのはBLINK182ではなく、Face to Faceとautomatic7、Boyerだった。そしてとりわけFace to Faceが好きになり、高校生時代にはBLINK182にときめくことはなかった。
大学に入ってからの僕の音楽シーンはメロコア、ポップパンクにますますしぼられる。
そうなるとこのバンドを知らずにはいられない。
たまたま、taharaの視聴コーナーでみかけた。
今や閉店になってしまったtahara。いきものがかりでもお馴染みですが、僕もこの、CD屋さん好きだったな。どの店舗も曲のオススメとかわかりやすく書いてくれてたり、楽器店と一緒になってる店もあったりして。新百合ケ丘、町田、厚木、藤沢など生活圏に点在していたこのお店がなくなったことはさびしい。
「エニマ・オブ・アメリカ」
好きな人も多いだろうけど、僕にはこのジャケットを見て買う気にならなかった。でも有名だし、一応聴いてみるか・・・と。でも音が、全曲がよかった。軽快で魅了されるドラム（こんなドラムは聴いたことなかった）、美しいハーモニー。そして僕はとくにこのギターの音が好きだった。このバンドの次のアルバムまでのギターの音は今現在までも一番好きな音。歪み具合とか。これはアンプとギターとピックアップまで把握し、今僕のギターはこれと同じピックアップが付いている。
即買いだった。
その日から、僕の好きなCDランキングはFace to Face、Pulleyを超え、今日までこのアルバムが首位を独走しているわけだ。ちなみに当時はその次に好きなバンドはゲットアップキッズだった。エモコアシーンも好きだったのだ。
「blink182」
つづく「Take off your pants and jacket」も好きで発売日に買った。そして大学四年の時に発売されたこのセルフタイトルアルバム。これを期に日本来日が決まり、チケットを買って友達と行く予定になった。
・・・が、公演延期となった。
結局、blink182は生で見ることができなかった。
就職後、バンドが無期限の活動中止。
どちらかというと、マークよりもトム派だったので、「angels and airwaves」を買う。
でもいまいちこれには興味を持つことなく、僕の音楽シーンはNFGやゼブラヘッド、jimmy eat worldが中心となった（この3バンドは基本的にスタイルが変わらないから、ずっと好きでいられる安心感がある）。それから後は比較的新しいBETTER LUCK NEXT TIMEやOWLCITYが好きとなる。
その後もちょくちょくblink182をネット検索で情報収集。そして2011年に復帰。アルバムを買う。
あまり良いとは思えず、以降、興味を持つことはなかった。
「california」
それから5年も経っていた。
忘れていたが、たまたま調べてたら今月にニューリリースしていた。直ぐにマイミュージックにダウンロード。そしてネットにてトムデロングの脱退を知る。代わりにアルカライン・トリオのマットスキバが加入していた。
アルカライン・トリオって、その字面から、オーソリティー・ゼロと混同していてあまり興味を持つことは無かったけど名前は知ってるバンドだった。ちなみにFALL OUT BOYも有名だけど興味を持つことは無かったバンドの一つ。
僕はマークとトムのツインボーカルがすごく好きだったのに。ゆずのゆうじんとがんちゃん。１９のケンジとけいご。ファンキーモンキーベイビーズの加藤と末吉。アンタッチャブルのザキヤマと柴田。三曲の箏と尺八みたいに（そーいえば三曲ってスリーピースのバンドだな笑）。
でも、このマット・スキバ。さすがはプロ。YouTubeで見てみたら、これまでのblink182の曲も結構歌ってるんだけど、彼のものになっている。そして、いい。
最初は腹わたがにえくりかえる思いすら起こしそうだったけど違った。
たとえば、alwaysがよかった。完全に違う歌い方。
そして、使ってるアンプキャビネットが僕が今ハマってるorangeって!!!
かなり好感になってしまった。
そんなこんなで今はblink182の新譜の曲が頭で繰り返し流れている。
昨日は遅くまで聴いてしまった。。
ー 再び僕の中で、くるかもしれない
そんな予感がする
追伸
しかし、マークはおっさんになってたな、、、