一天四海 皆帰妙法

一天四海 皆帰妙法

日本仏教が好きで神仏習合信仰者です。
仏教寄りなので本地垂迹説派。

どこそこの宗教団体には属してません。
独学にて天台宗教義を経て日蓮宗教義に辿り着きました。

ひとり講・三國四師信行會発足。
千ヵ寺参り発願。

南無妙法蓮華経。

仏を信じ神を敬う。

日本らしい仏教に傾倒しつつも檀家でもなければ集団にも属しておりません。ただ天台宗の教義に惹かれ宗祖傳教大師最澄、高祖天台智者大師智顗を崇敬しております。
2013年から天台宗の守護神であられる大山咋神様こと山王大権現様が祀られている日枝神社の崇敬者に所属中。
2014年は日本百観音霊場の巡礼の年となった。
2015年は日枝神社の崇敬者になるタイミングを逃してそのまま。善光寺に詣でてお礼参り。ひょんな事から日蓮宗にご縁があり下半期に新たな信仰心を抱いている。
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昨年の10月31日は祖山である身延山久遠寺へ初めて詣でて、やっと日蓮聖人にお会い出来たと心から歓喜した日でした。

翌日も休みだったので、七面山へ登詣しようかと悩んだのですが急に詣でるのも危うしと変更して千葉県にある日蓮宗寺院へ御首題巡りをしました。

それはそれで各々のご住職やお上人、寺庭婦人の皆様に温かいご対応して頂いたのが心に染みたのを思い出します。

ちょうど御首題巡りを始めて当初の願掛け108カ寺成満した日でもありました。

そのお寺は…

鍋冠の日親上人ご誕生の地でもある宗門史跡、妙宣寺さんです。

お上人に檄を頂き心が高揚したのを覚えています。

そして今年は200カ寺を越えました。

記念すべき200カ寺目は…

創建は新しいですが日蓮聖人の雨乞いの霊場とされる霊光寺さんでした。

と話はそれましたが、今年は七面山登詣を願いながらも予算など色々と無理かなと思っていましたが、職場の後輩の後押しがあり意を決して七面山登詣をすることとなりました。

10月30日の深夜に埼玉を出発し休憩を挟みながら翌日の3時半頃、身延山山門の駐車場へ到着しました。

まずは久遠寺へ詣で祖廟にて日蓮聖人にご挨拶してから七面山へ登詣した方が良いと、とある尼僧さまにお話を頂いたのと、ぴったり一年ぶりの身延山に気分は高揚するも。。

菩提悌までの参道は真っ暗で。。

祖廟の入口も柵がしてあったりと山門や入口にて、お題目をお唱えしてご挨拶させて頂きました。

そして七面山へ向かいました。

最初に白糸の滝にて、お万の方像を拝する。
(写真は下山時の昼手前のとき)

朝の6時を回る前に登詣開始です。

登山用の杖、ストックがあった方が良いとされますが、水戸の蓮乗寺のお上人が団扇太鼓を叩いてお題目をお唱えしながら登るんだよ。とご教授頂いていたので、それに沿って終始、登詣させて頂きました。

登るとすぐに神力坊さん。
帰りにご住職がおられ御首題を拝受しました。

ここからが本番で登山道としては整理されていると思いますが、お山を登るのも20年弱ぶりで団扇太鼓を片手にお題目をお唱えしながらの登詣は体力的には疲れましたが心は軽く七面大明神さまが背中を押してくれていたと思えるほど苦しさは感じませんでした。

一つずつ丁目を過ぎる度、一歩一歩噛み締めて。。

そして無事に敬慎院さんへ到着。
鐘楼。
心を込めてつきました。

敬慎院さん本堂。
山深くに素晴らしいお堂です。

参拝を済ませると宿坊の方達が手厚く迎えいれてくれました。

客間に案内され持参したおにぎりを食べました。
お昼も希望によってはお出しして下さるそうです。

15時まで自由時間なので連れの後輩は仮眠を。

私は七面山奥の院さんへ向かいました。

途中、二の池を参拝。
ぷくぷくと気泡が出ていたので湧いてると思われます。

そして奥の院さんへ到着。敬慎院さんから15分程度下る感じです。

参拝し掛軸をお分け頂き御開帳と合わせて開眼をして頂きました。

お味噌汁と果物を頂いてお礼を述べ敬慎院さんへ戻ります。

七面大明神が現れたとされる影嚮石と富士山。

敬慎院さんに戻っても時間が余っていたので富士山が見える見晴らし台へと向かいます。

見晴らし台の近くに世界平和の為に建立された平和塔。
お世話になった水戸のお上人が平和を願いお参りしなさいと仰られた所です。
御首題巡りは仏様とのご縁結びであるけれど、目的は世界平和を願わなきゃ駄目だよとも仰って下さり少し私自身の御首題巡りもご縁を賜るだけではなく、ほんの少しかも知れない私の功徳も回向して世界が平和になってくれればと願うようになりました。

天気もよく富士山を拝する事が出来ました。
日朗上人や波木井公が拝したかも知れない富士の絶景に感動しました。

去年は日蓮聖人が身延山へ呼んで下さり今年は七面大明神さまに七面山へ呼んで下さったと思います。



報恩感謝。

南無妙法蓮華経。

合掌。