昆明最終日

ホテルをチェックアウトしてヘレナさんとお父様、エミリーちゃんとランチへ

こちらは中国のトップが昆明に来た際に泊まるシークレットホテルがある敷地内にあるレストランだそうです。

緑豊かで街中なのに落ち着いた環境にあるレストランでした。



いただきましたのは雲南の伝統料理Cross-bridge Rice Noodles=过桥米线(過橋米線/Guò qiáo mǐxiàn)


熱々の煮えたぎるスープと油が入った磁器碗や土鍋に米线(麺)と雲南ハムや香味野菜や魚介類などの生の食材を入れていただきました。とんこつスープを優しくしたようなお味でとても美味しかったです。



こちらのグオチャオミーシャンには美しいストーリーがあります。「過橋」は橋を渡るという意味があり、科挙の試験を目指す夫は橋を渡った静かな小島にこもり勉学に没頭していた。妻が橋を渡り食事を運ぶのだが夫はすぐに食べないのでいつも冷めてしまう。ある時、鶏を土鍋で煮込み届けたら鶏の油が油膜を作り長い時間、熱さを保っていた。そこで米线を入れたら夫はとても喜んだので妻は度々この料理を作り、橋を渡って夫の元へ運んでいた。夫は科挙に合格し、妻が届けた米線のおかげで合格できたと語られるようになったのだそうです。

ヘレナさんファミリーに,この度は本当にお世話になりました。エミリーちゃんが本当にかわいくて、またご両親たちがお孫さんのエミリーちゃんと遊ぶ様子が愛情たっぷりで、毎日幸せな気持ちになりました。

春城と言われている昆明

ついこの前まで来たこともなかった場所ですが、帰り道は思い出いっぱい胸に詰まっていました。

雲南省の素晴らしいお茶と、その関係者様たちと触れることができ、そちらをSNSでご紹介できて嬉しく思います。

お花もたくさん空港に売っていました。畿内でも国内線にお花を買って持ってた方も数人見かけました。

昆明から北京へ行き、日付けが変わってから北京からシドニーに出発します。帰りも長旅です。


お茶と共に生きている雲南の方々にお会いして、家族を愛し毎日のお茶や食を大切にされていることに触れさせていただき、心の中にあたたかいものを抱えて帰路に立っています。素敵な方たちにお会いできた宝の長旅になりました。


今月から、今年の中国茶レッスンも始まりますので、みなさんにシェア出来ることが楽しみです。


いよいよ緊張の糸が切れて自宅が恋しくなりました。家族と愛犬たちに早く会いたいー!!