北京 明の十三陵へ
北京の北側郊外にある天寿山麓にあります。
明代皇帝や皇后の陵墓です。一般公開されている中で地下宮殿の発掘がされ公開されている、定陵(14代皇帝万暦帝の陵墓)を見てきました。
石碑は普通は皇帝の功徳をしめす文が残されていますが神功聖徳碑は何も功徳が無いと無字碑になっていました。
チケットを買い中に入ります。
全体は広くて、定陵だけでも大きいからびっくりです。
前方後円墳の形です。
この地層の下に地下宮殿があります。
地下へは9階分の階段を降ります。登りは三階分だけ登ります。
地下には棺や副葬品の大きな箱(複製)が並んでいます。
全ての陵墓の下に地下宮殿はあるそうですが発掘はされていません。むやみに発掘しないように守りたいとの考えがあるそうです。
地下宮殿内は写真オッケーですがまわりに習い私たちも控えました。
前王朝のものは破壊することが多いのですが、統一のためでもありますが、清王朝は漢民族の明王朝の陵墓を大切にし、ちゃんと祀っていました。景山公園で自縊した明朝のラストエンペラー崇禎帝(17代)も、清朝が発見し葬ったので、こちらの明の十三陵に眠っています。
明3代永楽帝から、清代ラストエンペラーまでの暮らした故宮博物院に行き、こちらの明の十三陵も行くことができよかったです。
このあとは、明の十三陵の墓守りをしていた祖先をもつ村でランチをいただきました。
康陵村で春餅宴のランチをいただきました。
優しいお味の新鮮な野菜がたっぷり
田舎では今も余るほどのお料理でお客様をもてなす習慣があります。全部とても美味しくて、油っこくなく自家製甜麺醤を塗り、野菜やお肉を巻いて食べます。
旅の疲れを食が癒してくれました。
本当に食べきれないほどのおかず!全部お世辞抜きで美味しかったです!
大変お世話になったドライバーさんと,ガイドをお願いしました姜さん。コロナ前は15人いた日本人向けガイドも4人だけになってしまいました。そのうちの素晴らしい二人にお世話になりました。続けてくれてる方のおかげで、今回の旅は安心して観光することができました。