東京滞在を変更し羽田と、

台湾台北に先週末訪れてきました✈️


現地は穏やかな日常の様子で

心配していたほどではなく

出張の方々は戻ってきている様子。

観光の方々は日本人より外国人の方が

多かったです。


今回の目的は

今年、オンラインで学んでいる

故宮文物を肌で感じるために

台北故宮博物院へ


中国茶指導老師として

中国茶を通して

文化と歴史を広める活動の一環で

"いまここ"を噛みしめています。

来年度からのレッスンに

肌でキャッチしてきた全てを

エッセンスとして散りばめていきたいと思います♡


3年半ぶりの故宮では

新しい展示があったので

シェアします。

年内終了や年始終了の展示もあります。


台北の様子は

なるべく年内に

またブログにてご紹介しますので、

知りたい方は覗きに来てくださいね♪


2022.9/16〜2022.12/18

千年も前に遡り宋代の人々の洗練された四時を垣間見ることができる展示

花を生ける・香を楽しむ・絵を飾る・お茶を飲む

ことのエッセンスを五感で感じる素晴らしい展示


2022.9/24〜2023.2/5


清代の皇帝のデュアルライフ(二拠点生活)

避暑山荘は康熙帝の時代に造営が始まり(1703)毎年およそ5月から9月に訪れた避暑地

モンゴルやチベットの高僧や王侯貴族に接見したり、外国の使者も山荘で皇帝の謁見を受けたり、秋には狩を行い、また山荘より聖旨が下され数々の重大な政策決定がなされ、紫禁城に次いで第二の政治の中心でした。

避暑山荘の特殊な意義を選りすぐりの絵画作品や文物、関連文献で解き明かしている展示


2022.1/13〜2022.12/31

18世紀を代表する清代の康熙帝、雍正帝、乾隆帝の三朝(1662-1795)に制作された琺瑯彩


形、装飾や模様、技術、時代背景の要素などから文物の全体的な特色

この風格視点から見る特別展


 第一章 康熙帝「皇帝実験室の新製品」

西洋の宣教師や民間の名工と共に進めた画琺瑯の制作 


第二章 雍正帝「皇家専用の様式」

皇家専用の様式である琺瑯彩磁を宮廷限定版として包装


第三章 乾隆帝「皇家デザインと職人技芸」

北京の紫禁城の皇家工房と景徳鎮御窯廠で同じ装飾上の風格を共有させ2種類の彩磁器を制作(洋彩と琺瑯彩)


2022.10/5〜2023.3/21


「この世にあるのは歴史以外の何物でもない」と史料の収集と整理に専心し、16世紀明代の繁栄を観察し記録し後世に伝えていた歴史家・文学者の王世貞(1526-1590) 

詳細な論評により明代の繁栄や文化を記録し残した沢山の著作は芸術・文化のほぼ全ての分野に関わり、様々な作品を多く収蔵した。

書画・陶磁器・緙繡・珍玩・造園・古籍まで精通

王世貞を通して、明代晩期の豊かに栄えた文化を展示


2022.10/5〜2023.1/2

 

馬和之の真跡とされる「古木流泉」

軽やかな「馬蝗描」と言われる筆遣い

解説が分かり易く工夫された展示

専用の部屋なので、空いていたらラッキー!!


2021.12/21〜


時間をこえて200年前の18世紀

ヨーロッパの人たちは

ロココが大好きでとても流行っていました。

飾りや模様は自然の花や草を参考にしていて

普段の生活や、愛用品に新しい命がふきこまれるよう…

この魔法はロココと呼ばれています♡


2020.7/31〜


西洋からもたらされた「鼻煙」(snuff / 嗅ぎたばこ)は鼻の通りがよくなり、気付けにも効果がありました。当時は貴重品で、宮廷と王侯貴族、士大夫以上の階級に流行のファッションになりました。

宮廷で様々な素材で制作された精美な鼻煙壺を大量に展示


2020.12/1〜


清朝各宮殿に陳列され、宮廷の日常風景となっていた乾隆帝が多数所蔵していた古代の銅器

乾隆帝は在位中に宮廷が所蔵する銅器の図録3部を完成させました。



2020.5/27〜


映像は目の前でガイドツアーの

説明を聞いているように

故宮文物を五感で感じられる

映像も楽しいものだとさらに実感


 故宮所蔵文物を細部までじっくり観覧できる


106は常設展で大好きな部屋


2014.8/1〜


清の乾隆帝が所蔵していた貴重ですばらしい品物たちは、琺瑯、服 飾、文具、 漆器、 法器、彫刻、 多宝格など種類 は多岐にわたり精良なものばかり

テーマは「珍」 と 「玩」

希少な素材と超絶な工芸の文物で、珍玩類の多くは宮廷で使用されていた日用品

民俗伝説、 縁起を担いだ図案などを装飾のテーマに取り入れられていて、中国文化の優雅な趣と楽しさを感じ観たものの心を虜にする


108 こちらも常設展


2020.5/1〜

清代の宮廷の精微な紫檀家具と良質な文物から

質の高い宮廷生活の美とこだわりを実際に見て感じられる展示



台北国立故宮博物院は、ミュージアムショップに人気文物のお土産品や図録が販売されています。

シドニーに持ち帰る図録をたんまりゲットしましたが

1番欲しかった106の常設展 集瓊藻

こちらはB1ミュージアムショップではなく

博物院の中の中廊下にある本屋さんにありました。

ご参考になりますように!

もう一つ欲しかった雅集の図録は完売でした。


オーディオを借りたい方はパスポートか保証金が必要です。


1日目は3時間かかり1階しか観ることができず、

全然時間が足りず…

予定変更して、翌日も丸一日鑑賞しました。

訪れました土曜日は9時から17時までの開館

ミュージアムショップも同じ17時までなので

お土産欲しい方は早めにみてくださいね!


あと便利なのは、uberアプリを入れておくこと

日本語登録でクレジットカードも登録しておくと

タクシー利用にとても便利!

17時はバスも一斉に並びます。

タクシーは以前のように博物院前に待ちのタクシーがありませんでした。

アプリで呼んでねと言われたので

uberが役に立ちます!

配車してから5〜10分くらいで到着しましたよ!

士林駅から国立故宮博物院まで

二日とも135台湾ドルでした。

(2022.11月 1台湾ドル4.5円)

uberは、チップを渡したい場合も好きな金額で選べますよ!


滞在期間3日間は雨予報だったので

タクシー利用する気でアプリを入れておきましたが

雨には当たらず!!

時間節約でタクシーも電車もどちらも使いました。


また別のブログで

三年半ぶりの台北の様子を書きますね!


2日目の故宮は、さすがに立ちっぱなしの一日で

くたくた、足はパンパンだったので

士林から比較的近い新北投の温泉へ行って

疲れを癒してきました。