今晩は✨
今日は暖かい1日でした。
春は近づいて来ているのに
何か色々重いです。
早く桜が綺麗と思える日が来て欲しいです。
松江 穴道湖
ひどい言葉を桜子に言ってしまった壱晴
1人何を思ってるんだろう…
優太から哲先生が退院すると連絡が
優太の店に行くと哲先生が
優太は哲先生の体を気づかって
水を出す
壱晴もウーロン茶
飲めない哲先生への配慮よね
哲先生が独身なのは、
一緒になれない相手を生涯
想い続けていたから…と優太
桜子さんとは本当に駄目になったのか…優太
俺が悪いんだ、最低な事した
でも椅子は作るよ
何が何でも…壱晴
桜子にあそこまでさせたんだ
だから………壱晴
今日のタイトルバックは優太の店だね
懸命に桜子の椅子を考える壱晴
工房に哲先生が現れ壱晴を連れ出す
材木問屋の先代にお線香をあげにきた。
仏壇にはかつて愛した女性の遺影が
迷ったら木に触れ
職人は手の仕事だからな
机の前に座って頭ひねって
図面こねくり回わしてるだけしゃ
だめだ……哲先生
壱晴が桜の木に触れると…
桜か…
確か桜子の椅子だったな
お前の作りたがってるのは……哲先生
俺のせいで別れる事になったけど、
やっぱり彼女の為に作りたいんです
桜子のおかげてずっと自分が逃げてきた
事に向き合えたから……壱晴
桜子さんか…いい名前だ
芯が強そうだ…哲先生
芯はめちゃくちゃ強いです…壱晴
材料は決まったな……哲先生
いい仕事だな家具職人は
自分が作ったら家具で
大切な人を支え続ける事が出来る……哲先生
桜子の椅子見せてくれよ
見せてやれよ桜子さんに……哲先生
哲先生の優しさに泣ける💧
一心不乱に桜子の椅子を
作り始める壱晴
工房に泊まり込んで…
ミニチュアの椅子
かわいい…
工房に哲先生がやって来て
ミニチュアの椅子を見て
悪くない
お前も変わったな
でも良いって訳じゃない
もっと苦しめ……と哲先生
ちょっと嬉しそうな壱晴
優太の店でも
クロッキー帳片手にご飯を頬張る
優太に
食べながら書くのやめろよ!
といわれても夢中で書いている壱晴
考えて考えて桜子の椅子を作る
何とか形になる桜子の椅子
自分でほ満足出来たのかな?
少しホッとしたような微笑み
でも何か足りないような気がする壱晴は
材木問屋で桜の木をさがしに行く
すると材木問屋の息子さんに
『やっぱり哲さんのお弟子さんですね』
と言われる
材木問屋さんの自宅で
哲先生が昔愛した材木問屋の娘さんに
作った椅子を見せられる
それは哲先生の代表作のoubliだった
この椅子壱晴が初めて見た時
魂が震えた作品だよね!
『母はいつもこの椅子に座って幸せ
そうでした。
椅子に込められた哲さんの思いを
感じですいたんですね。』
そう言われ使い込まれた椅子に
手を触れた。
自分はこんなに思いのこもった
椅子は作れるのだろうか…
そんな思いに駆られたのでは
ないだろうか…
帰りの道筋壱晴は何を思いながら
帰ったのだろう。
椅子に込められた思いとは…
工房に帰り桜子の為に作った椅子を
眺め…
座ってみる…
この笑みは嬉しい笑みではなく
自分の不甲斐なさに笑ってしまった
そんな感じなのかな💧
頭を垂れる…
優太が差し入れをもって現れる
椅子できたんだな…優太
今までで最高の出来だと思う……壱晴
桜子さんに見せたのか?……優太
見せらんないよそんなの
笑えるだろう
そんなのが最高の出来だなんて
何も伝わって来ないのに…
誰の為に椅子を作るのか
どういう事なのか全然分かってなかった。
そう語る壱晴
それでも壱晴なりに考えてベストを
尽くしたんだろ?
桜子さんや哲先生も喜んでくれるよ……優太
もうだれにも寄り添えない俺が
誰かの人生に寄り添う家具なんて
つくれる訳ないんだよ……壱晴
いよいよ終わりに近づき
壱晴と桜子の今後は?
歩み寄れるのか
変わる事ができるのか?
前に進む事ができるのか?
見守りたいと思います。
3.11