開催中のウィンブルドン、夜中の試合を録画したものを早起きして見ています。錦織選手や伊達選手は負けてしまったけれど、後半、我が家の大注目はイギリスにとって77年ぶりの悲願「地元勢による優勝」の期待がかかったアンディ・マリー(Andy Murray)選手!
連日入場券を買うのに長い長~い列ができているようです。
【queue (名)(順番を待つ人や乗り物の)列 (動)列を作る、順番を待つ】
この“End of Queue”というのは「最後尾」という意味です。
そして、このウィンブルドンで使われているテニスボール、製造の工程で世界中50,000マイル(80,470 km)以上の輸送を経て、センターコートにやってくるということ。
(Wimbledon tennis balls travel over 50,000 miles to arrive at centre court の記事より)
まず素材は、11の国からフィリピンの工場に集められます。
clay(粘土、泥) - South Carolina in the US
silica(シリカ) - Greece
magnesium carbonate(炭酸マグネシウム) -Japan(!!)
zinc oxide(酸化亜鉛) -Thailand
sulphur(硫黄) - South Korea
rubber(ゴム) - Malaysia と、まだまだ続く…。
“Wool is then shipped from New Zealand to Stroud in Gloucestershire, where it is weaved into felt and then flown back to Bataan.”(羊毛はニュージーランドから輸送されイギリス・グロスターシャー州ストラウドでフェルトに織られ、またフィリピンのバターンの工場の戻される。)
グロスターシャー州のストラウド、まさにリチャードの実家のある街です!これを知って大興奮!
そして、フィリピンの工場でついに完成したボールが、またイギリスのウィンブルドンへ送られるそうです。
日本からは炭酸マグネシウムが使われているのですね~。
世界中から選りすぐったものを使って作るこのテニスボール、一体ひとついくらくらいするんだろう。