もっさん、この日も六本木ヒルズへ。


特別限定メニューの提供及びグランプリへの投票は、9月1日で終了済み。
投票の結果は例年通りであれば、恐らく9月16日頃に発表かと思われます。
そこへ間に合うよう、もっさんも急ピッチにて記事をアップして参ります。

参戦Day5の1軒目は、こちらへお邪魔しました。




「ヒルズ ダル・マット」さん。
2024年8月9日訪問。
13時20分入店。

六本木ヒルズ内、ウェストウォーク5階レストランフロアにて営業のリストランテ「ヒルズ ダル・マット」さん。
バーガーグランプリ・カレーグランプリに於ける参加の常連組です。

もっさんの訪問はこれで8回目。
自選した「店舗賞」に推した事からもお分かりの通り、ヒルズ内の飲食店の中でも最も好きなお店のひとつです。 
また恥ずかしながら「ハンバーガー・カレー」以外のお料理を頂いた事のある、数少ないお店のうちの1軒です。
今回も、訪問リスト入りは必然でした。

尚、ものっそい今更な話ですが、グランプリに参加の各店さんの名称については、原則、グランプリ公式サイトでの呼称を採用しています。
ヒルズ ダル・マットさんを運営するダルマットグループ社の公式サイトでは、同店を「DAL-MATTO六本木ヒルズ店」と記載していますし、検索等で引っ掛かり易いのは「ダルマット六本木ヒルズ店」でしょう。

個人経営・資本経営に関わらず、飲食店のこの手の表記ブレは「あるある」ですので、もっさんも気にしないようにしていますが。
ぶっちゃけ「ヒルズ ダル・マット」という呼称を使うのは、森ビルさんだけなんですよね……。

うにバーガー
ヒルズ ダル・マットさんは例年通り、特別限定メニュー部門へエントリー。
商品名はズバリ「うにバーガー」。

「毎年同じだと飽きられちゃうかな、と思いまして」
と仰るのは、同店マネージャー兼シェフソムリエの石川卓氏。
今回の「うにバーガー」の発案も石川氏に拠るものだそう。
その言の通り、今年のダル・マットさんはお得意のトリュフを封印。
全く新たなバーガーを提案して来られましたね。
因みに、今期グランプリに出品された「特別限定メニュー」16品のうち、3品がトリュフを用いています。
もしダル・マットさんもトリュフを乗せていれば、トリュフ使用率が全体の25%に上るところでした。
被りを避けるという点では、脱トリュフを図ったのは正解と言えましょう。




こちらが件の「うにバーガー」。
まさか「うにく」のハンバーガー版を食べる日が来ようとは!
このリハクの目を持ってしても読めなかった!(節穴)


先ずは矢張り雲丹でございます!
パティの上に所狭しと並べられており、圧巻のヴォリューム。


その下には特製のベシャメルソース。
オマール海老のビスクに雲丹の旨みを合わせており、これ単体でも白飯が3杯はイケます。


パティは例年通りのA5ランク山形牛パティ。
ダル・マットさんのハンバーガーは派手な見た目に反して、味わいのど真ん中にパティがどっしりと存在感を発揮しています。



かつ、山形牛パティの旨みに「負んぶに抱っこ」をしないデザイン。
ハンバーガー全体のバランスがきちんと考えられています。
和牛パティを用いたバーガーとは、須くこうあるべきです。


冒頭の通り、「うにく」に見られる雲丹と和牛の相性の良さ!
旨みたっぷりのベシャメルが、両者をガッチリと噛み合わせています。


パティ下のトマトとレタスが、ややしょっぱ目なソースの味わいを、ええ塩梅にニュートラライズ。
完璧なデザインなんじゃないでしょうか!
今年もメッチャ美味い!
唯一のマイナス点は、雲丹が生雲丹では無かった点。
用いられたのは「蒸し雲丹」ではないかと思うのですが、ヒルズ ダル・マットさんの人気メニュー、ウニのパスタは生雲丹を用いたソースです。
バーガーも是非、生雲丹で食べて見たかった!
 ◯ エスプレッソ



食後のカッフェはエスプレッソでほっとひと息。
ふう、良いプランツォ(ランチ)でした。 ⁡





テイスト:⭐️⭐️⭐️⭐️
インパクト:⭐️⭐️⭐️
クリエイティビティ:⭐️⭐️⭐️

派手に見えますが、案外とシンプルに纏まったハンバーガー。
和牛パティは勿論、ベシャメルソースの見事さは流石のひと言です。
ご馳走様でした。