帰省中のもっさん。
所用あっての帰省でしたが、その用事は早々と終了。
となれば、第二の目的は食べ歩きでございます。

車を走らせ、向かった先は小千谷市。
帰省後、初ラーメンはこちらで頂きました。





「手打ちらーめん 勝龍 (てうちらーめん しょうりゅう)」さん。
2024年6月23日訪問。
11時48分入店。
ラーメンプロデューサーの渡辺樹庵氏・磯部優氏の両名をして
「全国区で行ってみて欲しい店」
「全国を見ても、このお店に類似するお店が無い」
「唯一無二」
と言わしめる「勝龍」さん。
所謂「ラヲタ」「ラーメンフリーク」層にはご存じの方も多いでしょうか。

もっさんは勝龍さんへ高校生の時分から度々訪れていおり、長岡・小千谷エリアをトータルで見渡しても

「5本の指に入る」

お店だと評価しております。

◯ しおチャーシュー 大盛り
◯ 角煮

⁡勝龍さんのラーメン、メインコンテンツは醤油・みそ・塩・担々麺の4本柱。
更にそれらの発展系やつけ麺、期間限定メニュー、他店とのコラボメニューらが加わる為、常時30種類以上のメニューが販売されています。

もっさんのオーダーはお決まりの塩チャーシューメン。
勝龍さんのノーマルメニューは全て制覇し、これへ行き着きました。
トッピングで角煮も追加します。



着席すると先ずは、皿盛りチャーシューの配膳。
こちらは来店のひと組に対してひと皿頂ける、お店からのサービスです。



軽くお醤油を振ってあり、これだけで十二分にお摘みになります。
が、これには手を付けずキープしておく事にしましょう。



次いで、トッピングの角煮の配膳。
お肉は甘めのタレで柔らかく煮込まれており、味も染みしみです。




ややあって登場の塩チャーシューメン。
デフォルトでコーンのトッピング入り。



角煮とサービスチャーシューも麺に乗せまして、肉々しさプラス200%!
改めまして、頂きます!


スープは動物系をメインに香味野菜を効かせています。
透明度が低い為濃厚そうに見えますが、実際にはかなりあっさりとした味わいです。



麺は手打ちによる自家製麺。
大盛り無料につき、当然大盛りをオーダー。

やや太めの縮れ麺で、茹で上げははっきりと柔らかめ。
プルプルとした啜り口が楽しく、実に旨し。

⁡都会的な「濃厚スープ+食感の強い麺」の組み合わせに慣れていると、「あっさりスープ+柔らか麺」は却って珍しく感じます。

老若男女に愛されるラーメンとは、正しくこうしたラーメンを指す言葉でそょう。
店内にはお孫さんを連れたお爺ちゃんお婆ちゃんのお客さんも見掛けます。
幅広いファン層を獲得している証左ですね。


斯様に、ラーメンのお味については

「間違いない」

と断言してしまいます。
その上で注目したいのは、店主の細貝氏とスタッフさんらによる調理です。

コの字型のカウンターに囲まれたキッチンでは調理台に8〜10個のドンブリを並べ、大量のラーメンを一気に調理します。
豪快かつ、実にスムーズなオペレーションです。
この調理自体がひとつのエンターテイメントとして楽しめますので、出来れば混み合うピークタイムに訪問し、かつカウンターに着席する事をおススメします。

都内から電車で向かう場合、最寄りの新幹線停車駅である長岡からは車で30分弱。
この立地に加えて、「新潟5大ラーメン」のジャンルからは外れている為、一般的な注目度は低いお店でしょう。
もっさん的には激推しな地元メシである事を、重ねて明記しておきます。
ご馳走様でした。