「もっさんの食べ歩きブログ」をご覧の皆様。
ブログへのアクセス、誠にありがとうございます。
当ブログ主宰、もっさんでございます。

恒例となりました「もっさんアワード」、その6月度の発表を行います。
月間賞の対象となるのは2024年5月にお店へお邪魔し、6月中にアップした記事です。
通常更新の記事は20本。
お邪魔した店舗は18店でした。

5月の訪問軒数もそこそこ多め。
ガチで暑い季節になると食べ歩きをサボりがちになりますので、今のうちに稼いでおきます。

では改めてまして。
2024年6月度、月間賞は以下の通りです。

☆ もっさんアワード2024年6月セレクション ☆

☆ 店舗賞 ☆



「ヒルズ ダル・マット」さん



お店のサービス、及び接客を評価する店舗賞。
この店舗賞に限って、1度月間賞を受賞した店舗は同年度の月間賞よりエントリー対象外としております。

というのも、もっさんが複数回通っているお店 = お気に入りのお店である事は自明の理ですから。

そう前置きをしておいて、6月度の店舗賞はヒルズ ダル・マットさん。







先ず大前提として、やっぱりお料理が美味しいです。
「六本木ヒルズ カレーグランプリ 2024」にてグランプリに輝いた〈グランキオ〉は勿論、今回頂いたショートコースも非常にクオリティの高いものでした。



ヒルズ ダル・マットさんのお料理に共通して言える事ですが、盛り付けとパーツの使い方のひとつひとつに、洗練された品の良さを感じます。





結果、お皿の上にはくっきりと「高級感」が演出されています。
近年、レディースアパレル界隈では「高見え」がひとつのトレンドですが、ダル・マットさんのお料理はワンランク上のリストランテと比べても遜色有りません。

お値段以上の満足感。
もっさんが六本木ヒルズ内で最も好きなお店、花も実もあるイタリアンに満を持しての店舗賞です。

☆ M.M.D.賞 ☆




「400℃ PIZZA」さんの「FNT」




M.M.D.賞の選定基準は「10年経っても忘れないであろう味わい」。
400℃ ピッツァさんのFNTは、新鮮な驚きと感動を与えてくれました。



ピッツァの修行らしき修行をした事が無いと仰る河本シェフ。
それ故に独創的なピッツァは、他店で食べられるどのピッツァとも似ていません。



無論、お味も素晴らしいです。
FNTにトッピングされる特製のブルーチーズソースは、正しく出色の出来栄え。
他のブルーチーズを用いたピッツァを「周回遅れ」にしてしまうような、突出した美味しさです。

もっさんが期待したいのは、「河本流ピッツァ」に、今後どんどんとフォロワーが現れる事です。

日本には1970年代からアメリカ製の「ピザ」の流入が始まり、1990年代後半からは窯焼きのナポリピッツァを提供するピッツェリアが割拠し始めます。
アメリカ流のピザにせよナポリ流のピッツァにせよ、国内では緩やかかつ確実に「日本化」が進んでいます。



ここに第3の波として、河本流の「日本発祥ピッツァ」が定着するかどうか?
その辺りに期待を込めましてのM.M.D.賞でした。

☆ 優秀賞 ☆




「洋食 紅亭」さんの「ロース生姜焼き定食」





優秀賞は大宮の名店、紅亭さんで頂いたロース生姜焼き。
一緒に頂いたメンチカツにも度肝を抜かれましたが、生姜焼きは更にその上を行くヤバさでした。



先ず、瞠目したのはお肉の柔らかさ。
肉質の良さなのか、タレへの漬け込み具合なのか、火通しの技術なのか。

恐らくはその全部なのかなと思いますが、大ぶりで厚みのあるお肉が、まあ〜〜〜柔らかい!




厚みは4〜5mmくらいでしょうか。
ナイフ&フォークが用意されていますし、もっさんも撮影を鑑みていくつかはカットしましたが、実際には齧り付き噛み千切りながらガツガツと食べるのが1番美味しいです!

紅亭さんのお料理は全体的にやや甘めな味付けで統一されているように感じます。
生姜焼きのタレもその例に漏れず。
甘党のもっさんには、これがまた堪らんのですよ。



タレの甘さ、生姜の爽やかさ、 適度な塩っぱさ。
そのバランスの美事さたるや!
ご飯がなんぼあっても足りません。

こと生姜焼きに限っては、家庭用の「生姜焼きのタレ」にもレベルの高いものが売られていますから、ある程度

「美味しさの想像」

が付くお料理だと認識しておりました。

が、紅亭さんの生姜焼きは、軽々と想像の2枚上を超えてくるものでした。
衝撃の美味しさに、文句無しの優秀賞です。

という訳で、2024年6月度のもっさんアワードをお送りしました。
各店舗の皆さん、ご馳走様でした。