大宮にて美味しい洋食を頂いたもっさん。
お次へ向かいます。
先日、大宮駅の西口で気になるお店を見つけていたんですよ。
次に来たら寄ろうと思っていましたので、この機会にお邪魔してみます。
「新潟長岡生姜醤油らーめん みずさわ 大宮西口店 (にいがたながおかしょうがしょうゆらーめん みずさわ おおみやにしぐちてん)」さん。
2024年5月11日訪問。
13時14分入店。
新潟県長岡市、JR信越本線北長岡駅から程近くにて営業の「らーめん みずさわ」さん。
創業は昭和61(1986)年と、40年近い歴史を刻む名店です。
みずさわさんの創業者は水沢守氏。
長岡生姜醤油ラーメンの発祥である「青島食堂」さんにて、初代社長の薫陶を受けた「青島チルドレン」のおひとりです。
ところ変わって、JR大宮駅西口より徒歩で3分ちょい。
商業施設DOMのレストランフロア的な位置付け、「グルメプラザー」と銘打ったエリアの一角を占めるのが「長岡生姜醤油らーめん みずさわ 大宮西口店」さん。
もっさんは偶々通りがかって同店の存在を知り
「アイエエエエ! みずさわ!? みずさわナンデ!?」
と、危うくMRSを発症するところでした。
スタッフの方にお伺いしたところ、北長岡の水沢守氏のご子息が埼玉にお住まいであり、支店を展開しているそうな。
よくよく調べてみたら、埼玉県内に「長岡生姜醤油らーめん みずさわ」の看板を掲げるラーメン屋さんが複数ありました。
いやあ、全く知りませんでしたわ。
◯ 本日の1杯:生姜醤油チャーシューめん
青島系列でのもっさんのオーダーは、チャーシュー麺一択です。
今時はあんまり見かけない、この薄切りのチャーシューが堪らんのですよ。
もっさんが北長岡のみずさわさんを最後に食べたのは20年以上前のこと。
故に明確な比較は出来ませんが、スープには生姜のフレッシュ感が北長岡よりも強めに出ているように感じます。
1980〜1990年代まで、本家の青島食堂さんや青島チルドレンのみなさんが作っていたのは、あくまでも「青島ラーメン」とその傍流です。
生姜醤油ラーメンという名称は2000年代前半に作られたものです。
現在の関東で食べることの出来る生姜醤油ラーメンの多くは、生姜醤油という名称そのもののイメージやブランディングに引っ張られているように思います。
摺り下ろし生姜を乗せた生姜醤油ラーメンなどは、その典型でしょう。
もっさんに言わせれば、生姜醤油ラーメンの生姜は「出汁の一部」であって、具材ではありません。
閑話休題。
麺は多加水の縮れ麺。
やや柔らかめの茹で加減で、スープをしっかりリフトしてくれます。
多めの青菜とナルトもポイントですね。
「ノス」だの「ネオノス」だのという言い方がありますが、これは正しくノスラーです。
オールドスクールな中華そばだという立ち位置を、明確に表現しています。
いや、お見事なラーメンでした。
実家に帰ったら、久々に本店さんへもお邪魔してみませんとね。
ご馳走様でした。