「もっさんの食べ歩きブログ」をご覧の皆様、おはこんばんにちは。
当ブログ主宰、もっさんでございます。



去る5月6日まで、六本木ヒルズにて行われていたイベント


その今期グランプリが発表されました。
上記リンク先をご参照頂くと共に、下記にも受賞店舗・受賞カレーをご紹介します。

☆☆ グランプリ ☆☆



 「ヒルズ ダル・マット」さん




『〈グランキオ〉』

☆ デリシャス賞 ☆



 「毛利 サルヴァトーレ クオモ」さん




『至高オックステールカレー』

☆ インパクト賞 ☆



「蕎麦前 山都」さん




『そば屋のかつ黒カレー丼』

☆ クリエイティビティ賞 ☆



 「中国料理 ゴールデンタイガー」さん




『羊スペアリブの薬膳スープカレー』

以上でございます。
受賞各店の皆様、おめでとうございます!

ここからは簡単に、今期グランプリをもっさんの視点から振り返って参ります。

◯ まさかの?! グランプリ新設!

一昨年は「デリシャス賞」「インパクト賞」「クリエイティビティ賞」の3賞を争ったカレーグランプリ。

今期はそれらとは別に

『グランプリ』

が新設されました。

上記のカレーグランプリ公式サイトに拠れば

『TASTE(味)、インパクト(見た目)、クリエイティビティ(シェフのアイデア力)の3つすべてでNo.1の評価を獲得したヒルズ ダル・マットがグランプリに決定!』

とあります。

運営の森ビルさん側としても、ひとつのカレーが3賞総ナメの「グランドスラム」を達成するとは予想していなかったものと思われます。

結果としてその予想外が起こった為に「ヒルズ ダル・マット」さんの偉業を讃えるべく、急遽、グランプリを新設。
一昨年の3賞が今期4賞に増えましたのは、そういった経緯でないかと推測します。

◯ 投票システムについて

今期グランプリの投票は、ワンズ社のデジタルスタンプラリーサービス「furari」を採用。

過去のカレーグランプリやグルメバーガーグランプリで用いた「紙製スタンプカード」を廃し、一連の投票及び特典の受け取りが完全にデジタル化されました。



また以前は、実食後にお店で貰える「投票用紙 or 投票サイトのQRコード」を用いて、任意のタイミングで記入・投票を行う方式でした。
故に極端な話、3月26日に食べたカレーの投票を、5月6日に行うことも可能だったのです。

今回からはお会計時に店頭のQRコードを読み取り、その場でテイスト・インパクト・クリエイティビティへの採点を投票する「リアルタイム方式」。
投票時には「GPS計測」も行われますので、ヒルズ外での投票も不可です。

これは、実に大きな決断でした。
もっさんも正直、投票用紙は兎も角投票用QRコードを配っちゃダメじゃね? と疑問に思っておりましたので、投票の厳正化という意味では正しい選択と言えましょう。

問題は、デジタルスタンプラリー = 投票への参加には事前の会員登録が必要な点です。

もっさんは勿論、グランプリ開催直後に会員登録を実施しました。
しかし、事前に登録を行なっていない、若しくは登録制である事自体を知らないお客さんも、お店には多く訪れた事でしょう。

グランプリに於いて、カレーを実食したお客さんは大雑把に3グループに分けられると考えます。

① カレーグランプリを目当てに六本木ヒルズへ通う

② 習慣的にヒルズやその周辺でランチを摂っており、流れでカレーを食べた

③ たまたま六本木ヒルズへ寄ったら、何かイベントやってるし、せっかくだから食べとく?

大体、こういう分類になるのではないかと。
下へ行くほど、グランプリ投票へのモチベーションが下がるのは当然と言えましょう。

グランプリ参加の各店舗とも、カレーをオーダーしたお客にはサッと会員登録用のQRコードを提示するなど、より多くの投票を促す工夫を行なっておられました。

が、もっさんが実際に各店舗の店長さん・マネージャーさん・ソムリエさんらにお話をお伺いしたところ、やはり

「(森ビルさんから)今年は投票が少ないと聞いています」

と、皆さん口を揃えて仰いました。

もっさんも具体案がある訳では無いのですが、②③らの客層を「釣れる」ような、何かしらのひと工夫があれば、グランプリがより一層盛り上がると思います。

◯ 各賞の選出基準について

これはグルメバーガーグランプリも同様なのですが、グランプリ各賞の選出基準は

「投票によって決定します」

とされるのみで、投票後の具体的な算出方法は明らかにされていません。

カレーのお値段がまちまちな事から、単に得票数のみを競うものではありますまい。
別にヤラセや不正を疑う訳では無いのですが、算出方法くらい公開しても良いのではと思います。

◯ まとめとして

当ブログでは、今期グランプリに参加のカレー8店舗分をご紹介済みです。
6月初旬にもう2店分をアップする予定ですが、ここで一旦のまとめを行います。

先ずはグランプリへ参加された各店舗スタッフの皆さん、裏方の皆さんに感謝致します。
どのカレーも「グランプリ」を冠するイベントへ出品するに相応しい、強者揃いでした。
美味しいカレーをありがとうございました。

運営に当たられた森ビル・六本木ヒルズの方々、イラストレーターのさもゆりこ氏、アンバサダーを務められたカレー細胞氏他、関係各位にも敬意を表します。
皆さんの熱意あってこそのカレーグランプリでした。

次回カレーグランプリの開催、夏のグルメバーガーグランプリの成功を祈念致しまして、当稿のまとめとさせて頂きます。
以上、もっさんでした。