へ参加のカレーを頂きます。
この日は参戦Day3。
4月の休日は殆ど毎回、ヒルズ詣でを行っておりました。
前半に予定が狂っちゃいまして、スケジューリングが大変だったんじゃ。
「KOREAN BBQ 水剌間 (こりあん ばーべきゅー すらっかん)」さん。
2024年4月15日訪問。
11時入店。
六本木ヒルズウェストウォーク、5階レストランフロアにて営業の「水剌間」さん。
韓国料理の専門店さんですが、一昨年のカレーグランプリ、昨年のグルメバーガーグランプリにも参加されています。
もっさんは普段、全くと言って良いほど韓国料理を食べ付けません。
故に水剌間さんへは、昨年のグルメバーガーグランプリの折に初訪問でした。
クオリティ高く、オリジナリティを発揮したバーガーを頂いてほとほと感服!
その内に本チャンの韓国料理を頂きたいと思いつつ、再訪もご覧の有り様でございます(笑)。
◯ 本日のランチ:水剌間特製タッカルビの石鍋カレーピビンバ
水剌間さんのグランプリ参加メニューは、韓国料理の代名詞的存在「石鍋ピビンバ」をカレーにモディファイしたもの。
1日限定10食の提供でした。
写真を見た瞬間にこれは間違いあるまい! と確信。
速攻で訪問リストへ加えておりました。
◯ 見た目のインパクト:★★★
シューシューと音を立てて登場の石鍋カレーピビンバ。
石鍋、思っていたより大きいです!
タッカルビは配膳後に、スタッフさんがええ塩梅の大きさにカットして下さいます。
この「ひと手間」も良いですなあ。
ヴィジュアルについては文句無し。
何より、音と香りの圧が高い!
インパクトは3点確定です。
◯ クリエイティビティ:★★☆
もっさんが石鍋ピビンバを頂くのはこれが初めてだったのですが、「カレー + ピビンバ用の石鍋」や、「カレー味のピビンバ」というアイディアは、そこまで珍しいものでは無いようです。
故にその点は評価せず。
後述するカレーそのものと、タッカルビを高評価とし、クリエイティビティは2点としました。
◯ 味:★★★★★
ではいよいよ、実食でございます。
カレーを掛ける前に、全体をよく混ぜるのだそう。
チキンとポテトは脇へ置いて、混ぜまぜ。
お鍋からはパチパチと音が上がっておりますぞ。
こんなもんかな?
ざっくりと混ぜ終わりましたら、少しづつカレーを掛けていきます。
鍋肌はじゅうじゅう言ってますが、焦げる程では無さそうです。
ひと息に全量をざばっと。
完成の石鍋カレーピビンバ。
おほほ、美味そう。
先ずはチキンから。
鶏もも肉は予めヨーグルトやガラムマサラで漬け込んであるそうです。
タンドーリ・チキンとタッカルビの合わせ技という事ですね。
軽い酸味とスパイス感があり、柔らかかつジューシィでメチャメチャ旨し!
カレーは粘度の全く無いサラサラ系。
具材はほぼ溶けており、トマトや玉ねぎの繊維のみが残っています。
スープベースは、これ何じゃろう?
韓国料理でスープと言えばクッパですが、牛や魚介のお出汁とは違うと思います。
このカレー専用のスープでしょうかね。
カレーソースはコチュジャンや棗のジャムを用いたオリジナル。
トマトの酸味と旨味の後を、甘さやスパイスの辛さがずんずんと追いかけてきます。
美味しいですが、やっぱり味付けがもっさんには辛い!
顔中から汗が止まりませぬ。
スタッフさんが何度もお冷やを注ぎ足しに来て下さいました。
カムサハムニダ!
もっさんがこのひと皿の「肝」だと感じたのはナムル。
もやしと青菜のナムル、搾菜、キムチらはご飯へ混ぜ込まれる事により、ランダムにスプーンへ乗っかってきます。
このランダム性が常に味わいと食感へ変化を齎し、食べ手を飽きさせません。
いや、これは面白いですよ!
カレーには付き物のポテトを、揚げ芋として添えているのもオシャレですね。
カレーであり、かつしっかりピビンバ。
お味は文句無しの5点です。
◯ 総合評価
味:★★★★★
見た目のインパクト:★★★
クリエイティビティ:★★☆
前回のハンバーガーもそうでしたが、畑違いのお料理をきっちりと韓国料理へ持って行くアレンジ技術の高さには舌を巻きます。
尚且つきっちり美味しい!
いや、凄いお店です。
ご馳走様でした。