六本木ヒルズにて開催中の


会期は5月6日(月・祝)までと少しだけ残っておりますが、もっさんは当初予定していたカレーを頂き終えました。



今グランプリも前回と同じく、一般カスタマーの投票によって「味」「見た目のインパクト」「クリエイティビティ」の3賞が競われます。
勿論もっさんも、実食後に全ての店舗で投票を行っております。

各カレーに関するインプレッションは明日以降の更新にて追々と公開して参りますが、どうしても会期中には間に合いません。

故に今年は前後を入れ替え、もっさんが個人的に選んだ3賞の発表を先に行います。
本戦の結果予想ではありませんので、その点はご了承下さい。
流石に40日間で全18皿を平らげるのは無理なんじゃ。

では順不同にて、今期もっさんが実食したカレーを寸評と共にご覧下さい。

「グランドフードホール」さん



『ガーデンシェフカレー』



宮崎牛のビーフカレーが兎に角、美味い!
素揚げ野菜が盛り盛りのヴィジュアルもキャッチーです。

「中国料理 ゴールデンタイガー」さん



『羊スペアリブの薬膳スープカレー』



今大会唯一のスープカレーは、羊出汁の四川火鍋とカレーのミクスチャ。
辛さを追いかけて来る旨みがクセになります。

「毛利 サルヴァトーレ クオモ」さん



『至高オックステールカレー』



柔らかなオックステール煮込みに無水トマトカレー。
掛けた手間隙が美味しさに変わった好例です。

「KOREAN BBQ 水剌間」さん



『水剌間特製タッカルビの石鍋カレーピビンバ』



石鍋とカレーの熱々コンビネーション。
想像のふたつ上を行くアレンジ力は流石のひと言です。

「バルバッコア」さん



『ロデオ ラムチョップ カレー』



鬼に金棒、カレーにラムチョップ!
羊肉の美味しさを再確認出来るひと皿です。

「ヒルズ ダル・マット」さん



『〈グランキオ〉』



確実にインパクト賞を狙いましたよね?
蟹好きならば必食と断言しましょう。

「リゴレット バーアンドグリル」さん 



『フランス産骨付き鴨肉のコンフィとスパイスカレー』



スパニッシュイタリアンレストランが繰り出す、まさかのタイカレー!
鴨のコンフィとも相性抜群です。

「鐵ちゃん」さん



『マグロのハラモティッカスパイスカリー』



ハラモティッカのパンチ力たるや!
鮪屋、本気のインド&ココナッツカレーです。

「37 ステーキハウス&バー」さん



『とろける5種のチーズに包まれた21日間熟成ブラックアンガス× オーストラリアビーフのキーマカレー 炭火で焼き上げたグリル野菜を添えて』



たっぷりのビーフキーマへ、チーズソースを後掛けとするアイディアがお見事!
夏野菜は直火焼きなのが、ステーキ屋さんのプライドを感じさせます。

「けやき坂」さん



『けやき坂 ビーフ サーロインの牛カツ スパイシーカレー』



今年はビーフカツ・ビーフカレーのダブルビーフ。
お店オリジナル育生の「けやき坂ビーフ」を存分に堪能出来ますぞ。

以上、10店舗10食のカレーを頂きました。

◯ グランプリ全体に対して

今グランプリの公式アンバサダーを務められた「カレー細胞」氏は、自身のXにて次のように述べておられます。



以前にも一度お伝えしましたが、グランプリに参加のカレーの平均単価は2,893円。
普通のカレーだと思えばそりゃお高いです。

しかし実際に頂いてみれば、何も納得のお値段と感じました。

その理由はやはり、各店のカレーが趣向を凝らし、カスタマーへ美味しさと共に驚きをも齎している点に尽きるのではと思います。
カレー細胞氏の言わんとしておられるのは、付加価値を付ける方法はナンボでもあるよ、という事ではないでしょうか。

◯ 意外性と挑戦と

もっさんは「カレー専門店以外のカレー」こそが、グランプリの華だと思っております。
大抵は通常営業のランチメニューでも

「(カレーとかやって)ないです」

というお店ばっかりですのに、森ビルさんの無茶振りに応えてカレーをお出しになっている訳ですから、敬意を感じずにはおられません。

先ほども述べた通り、今回もっさんが頂いたカレーはどれもこれも、「驚き」の連続でした。
カレーのデザインのコンセプトであったり、お料理の手法であったり、或いはお味そのものであったりと、驚かされたポイントは様々です。

この辺りは、良い意味での「開き直り」とでも言いますか。
本職のカレー屋さんでは無いからこそ出来る、お店の強みや独自性を活かしたカレー作りへのチャレンジを成功させているのは、やっぱり凄い事です。

◯ もっさんセレクション グランプリ3賞

では改めまして。
「六本木ヒルズ カレーグランプリ 2024」
もっさんが推す3賞は、以下のお店でございます!!

⭐︎ デリシャス賞 ⭐︎

「ヒルズ ダル・マット」さん



『〈グランキオ〉』

⭐︎ インパクト賞 ⭐︎

 「リゴレット バーアンドグリル」さん 



『フランス産骨付き鴨肉のコンフィとスパイスカレー』

☆ クリエイティビティ賞 ☆

 「鐵ちゃん」さん



『マグロのハラモティッカスパイスカリー』

以上でございます。
本戦の結果は恐らく5月末には発表される予定ですので、また当ブログにてもお伝えします。
お邪魔した各店の皆様、ご馳走様でした。