もっさん、この日は池袋へ。
ちょくちょく訪れているつもりのエリアでしたが、気がついたら昨年10月以来のご無沙汰でした。



先ず向かいましたのはこちら。
池袋駅東口の「グランドスケープ池袋」へ。




こちらの上層階、4階から12階までに入っていますのは映画館の「グランドシネマサンシャイン池袋」さん。
この日最大の目的は、2月末より公開されていた映画

「ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突」

を観劇する事でした。



いやあ、映画はめっちゃ良かったですね!
昨秋から今冬まで放映された「ウルトラマンブレーザー」の正統続編。
TV本編を視聴済みのファンに向けた映画ではありますが、それ故に余計な説明を挟まずに済みますので物語はタイトかつテンポよく進みます。
ギャグセンスを含め、田口清隆監督の手腕が大いに発揮された傑作でした。



現在はアジアに大きなマーケットを持つウルトラマン。
今夏からはNetflixにて新作アニメシリーズも公開されますので、そちらの動向も気になるところです。

また、本稿を書き上げた段階で「ゴジラ -1.0」が米アカデミー賞にて視覚効果賞を受賞。
長きに渡ってゴジラの撮影に用いられてきた「着ぐるみ・スーツアクター」による「特撮」から、CGによる「VFX」に舵を切った事が、結果として賞賛された訳です。
さあ、次回作以降はその点をどうするのかしら?

また、「若年層を主体とし、大人の鑑賞にも耐えうる」という明確なファン層の定義づけがなされているウルトラマンに対して、ゴジラはその辺りが作品によってバラバラです。
次のゴジラは「誰に向けた作品作りをするのか」が、より大きく問われる事になりましょう。

と言う訳で。
ランチはウルトラマン映画の熱量に負けないような、パワフルな奴を食べに行きましょう。







「焼肉うしごろ 池袋店 (やきにくうしごろ いけぶくろてん)」さん。
2024年3月7日訪問。
12時15分入店。

西麻布に本店を構える高級焼肉店「うしごろ」さん。
運営元はサング社。
中核たる「焼肉うしごろ」に加えて、全席個室で更なる高級路線の「USHIGORO S.」や、カジュアルダウンした肉料理&ワインバルの「USHIGORO Bambina」など、7ブランド22店舗を展開。
関東圏の焼肉業界に於いても、存在感の大きな会社さんと言えるでしょう。

もっさんが今回お邪魔しましたのは、「焼肉うしごろ」の池袋店さん。
オープンは2023年の8月。
焼肉うしごろ全店舗の中で、最も新しいお店です。

ランチタイムには池袋店さんにしか無いメニューがありまして。
そちらをお目当てに、うしごろさんに行くならば池袋店さんと決めておりました。

◯ 本日のランチ:極みのうしごろユッケ タレ・塩

うしごろ池袋店さんのランチタイムでは、ご自慢の焼肉を含む6種類のランチメニューを提供。
そのうちユッケ、ハンバーグ、ビビン麺の3種類は平日限定であり、かつユッケランチは現在のところ池袋店さんでしか頂けません。

ユッケはサイズが80gと120gから選べます。
そりゃ当然120g一択でございます。
更に、味付けをタレと塩から選べます。
ええ……(困惑)、それはちょっと予想外でしたわ。

スタッフさんにご相談したら、2食でのオーダーも受けて下さるとのこと。
ほんじゃ両方とも、120gにてお願いします!



お先に登場はわかめスープ、チョレギサラダ、キムチとナムルの盛り合わせ。
ランチセットを2つオーダーしていますので、画面外にサラダとキムチ&ナムルはもうひとつずつ有ります。



ややあって登場のライスとダブルユッケ。
力と技のダブルタイフーン!



生肉は勿論、お上の御認可付きにございます。
体調は自己管理・自己責任が原則とした上で、やはり安心感がありますよね。



ライスとスープはお代わり自由なのが嬉しいです。
ユッケの配膳の際、スタッフさんから

「お代わり自由ですから、いっぱい食べて下さいね!」

とお声掛け頂きました。
そんなに食べるように見えたのかしら?
ま、正解なんですけどね。



先ずはチョレギサラダをふたつともやっつけます。
胡麻油の風味に、ほんのりニンニクが効いていて旨し。



そして徐にユッケです。
粗挽きのミンチを軽く握ったようなものが塩味。
お皿の下側には塩ダレが少し溜まっており、よく混ぜてお召しがあり下さいとのこと。

焼肉ではお馴染みの塩ダレですが、ユッケで塩ダレというのは珍しい、珍しくない?
事実、もっさんは初めて頂きます。





早速、塩の方から黄身へ入刀!
カルデラを崩壊させ、全体をよーくまぜまぜ。
オンザライスで頂きます。


おっ!
これは美味いぞ!
ユッケはその調理の都合上、冷たいものを頂くお料理です。
そこへシンプルに塩気を効かせる事で、お肉そのものの旨みにピントが合い、かつキレ味も増しているように感じます。

塩ダレ、全然アリ!
思っていた以上にご飯とも合いますね!
すいませんご飯お代わりで。


方や、タレ味のユッケ。
恐らくは、予めタレとお肉をしっかり混ぜた状態のポーションを用意してあるものと思われます。
やや茶っぽい色味が付いており、ユッケの表面もハンバーグのパティの様に滑らかです。



こちらは必要以上には混ぜず、軽く黄身を塗り広げるくらいに止めます。
そして、オンザライス。


あ‘‘あ'‘〜〜〜良い、実際良い。
こちらは王道の美味しさですなあ。
言わずもがな、甘口のタレが黄身と極めて高相性。
塩味の方がお肉自体の良さを引き立てているのに対し、タレ味はお肉の味わいに広がりと膨よかさを齎していますね。
すいませんご飯お代わり。




ランチには韓国海苔も付いていますので、ご飯へセットしてユッケ丼に。
うまい!(炎柱並感)
オンザライス → バクバク →ご飯おかわり。
オンザライス → バクバク →ご飯おかわり。



キムチ、もやしのナムルはかなりあっさりとした味付け。
ご飯のお供というよりは、箸休め的な意味合いが強いように感じました。



わかめスープ。
味わいは想像の域を超えませんが、お出汁はしっかりと出ています。
ちょい濃いめの味付け。
すいません、スープもお代わりで。




ライス6杯を消費して慎重に吟味を重ねた結果、もっさん的には塩ダレユッケに軍配が上がりました。
物珍しさという観点は捨てきれませんが、生肉好き・ユッケ好きには自信を持ってお勧めしたい味わいです。



無論、タレ味も美味しいですよ。
やっぱりお上ご認可の生肉は最高や!
ご馳走様でした。