あっさり更新です。





「支那そば大和 稲荷町本店 (しなそばやまと いなりちょうほんてん)」さん。
2024年2月1日訪問。
13時9分入店。



銀座線稲荷町駅から程近く。
浅草通り沿いにて営業の「支那そば 大和」さん。

斜向かいのちょい先には「稲荷屋」さんがあり、この両店がこの辺りの人気を二分していると言って良いでしょう。

支那そば 大和さんの店主さんは、関東のラーメン好きなら知らない人の居ない池尻大橋の名店「八雲」さんのご出身。
もっさんもその系統のラーメンは大好きであり、それが訪問の決め手となりました。

◯ 本日の1杯:白・特製ワンタンメン

大和さんのラーメンは白醤油を用いた「白」と、黒醤油を用いた「黒」の2ラインを展開。
もっさんは迷わず白を特製ワンタンメンにてオーダーです。




登場の特製ワンタンメン。
いきなりミステイクなのですが、もっさんには「特製トッピング = 味玉入り」という思い込みがありました。
が、大和さんの特製トッピングはワンタン2種が各3個ずつ追加であり、味玉は付いて来ないのです。
次回は黒に味玉でリベンジしなきゃ。



スープは美しい黄金色。
鶏油を反射してキラッキラです。

スープベースのボディは煮干しと昆布。
特に昆布の存在感がかなり強く出ています。
下支えの動物系は丸鶏かと思われます。

白醤油タレは小麦由来の甘みが光り、香りも豊か。
スープの持つ膨よかな旨みを一段階上へと引き上げ、かつキレ味を齎しています。
味付けも極めてジャスト。
ほあああ、美味しいわあ〜〜〜。



麺は菅野製麺所謹製。
所謂「シルキー系」の中細ストレート麺です。
柔らか、かつしなやかな啜り口に、プリっと弾ける噛み応え。
こちらもジャストな茹で上げが、麺のポテンシャルを完璧に引き出しています。
スープとの相性は言うまでもなく、それ故にやはり黒も試してみたくなりますね。




そして八雲さんの系統と言えば、てるてる坊主のような球形のワンタンと、吊るし焼きのチャーシューです。
もうマズい訳が無いっちゅー代物!
実際美味しい。



この系統のラーメンとして、恐るべき完成度。
仕事の丁寧さがヒシヒシと伝わってきますし、「純度の高さ」のような物さえ感じさせます。
早くも2024年、ベストラーメン最右翼!
ご馳走様でした。