もっさん、この日は三軒茶屋へ。
池尻大橋と三茶で2軒を食べ歩き、食後のおデザの時間でございます。

折しも、以前より再訪したいと思っていたカフェが季節限定メニューを出しているとか。

これは物怪の幸いというもの。
久しぶりにお邪魔してみましょう。





「cafe The SUN LIVES HERE (かふぇ ざ さん りぶす ひあ)」さん。
2024年2月10日訪問。
14時48分入店。

田園都市線三軒茶屋駅から南側に徒歩で7〜8分。
商業地域をちょこっと離れた住宅地にて営業の人気カフェ、ザ サン リブス ヒアさん。

もっさんは3年半前に一度訪問済み。
その際はイートインを行なって居られませんでしたので、店内にてお料理を頂くのは初めてです。

時期にもよるとは思いますが、この日もっさんの滞在中は常に満席。
訪問前に電話での予約が確実でしょう。
もっさんも予約をしてからお邪魔しました。

◯ 本日のスィーツ:ティラミスプレート、ショコラータ




サン リブス ヒアさんの名物と言えば、小さな牛乳瓶に入ったチーズケーキの「CHILK (チルク)」です。
当然もっさんもそちらは購入必須。
プレーン・ストロベリー・ほうじ茶・抹茶と4種類のフレーバー全てをテイクアウトにてお願いします。



そしてイートインにてオーダーしたのは、ヴァレンタインの時期限定のティラミスプレート。
ティラミス、マフィン、チョコレートチーズケーキの盛り合わせです。



ティラミスは非常に珍しい作り。
オーダーが入ってからビスキュイを筏状に並べ、その上からザバイオーネクリームを絞ってという工程を2段分繰り返し、最後にたっぷりのココアパウダーを振り掛けていました。
アシェットデセール的な「作りたてティラミス」と表現したら良いかしら。
ちょっと他ではお目にかかった事のない工夫です。




ティラミスにはミルクソースが付属しており、これはお客が自分で掛け回します。
ココアパウダーがソースをツルツルと弾く様は、中々の見ものでしたよ。
ソースを全量掛けましたら、「飲むティラミス」の完成です。



このティラミスは初動が肝心!
程よい硬さに焼き上げられたビスキュイは湿気を避けて保管されていますので、その派生先であるビスケットのようにサクサクとした歯触りです。
が、ザバイオーネクリームとミルクソースからずんずんと水分を吸っていきますので、あっという間にしっとりと柔らかな状態へ変わります。



食感の変化を楽しみたいのであれば、事実上の「賞味期限」はかなり短いです。
撮影タイムは出来る限り速攻で行きましょう!

時間が経つに連れて、ビスキュイは味わいも変化。
食べ始めには然程でも無かったコーヒーとマルサラ酒の香りが、色濃く立ち上がってきます。
またザバイオーネクリームとの一体感が増し、スィーツとしての完成度も増して行くように感じました。

山ほど振り掛けられたココアパウダーの苦味は、ミルクソースの甘みとコントラストを生じています。
両者の相性については言うまでもありません。



セットのいちごミルクマフィン。
イチゴクリームは口溶け良くとても滑らか。
見た目よりも軽い食感です。
さすがにマフィンは、口の中の水分を全部持っていく奴ですね。



もうひとつのメイン、チョコ生クリームチーズケーキ。
そもそも、ザ サン リブス ヒアさんはチーズケーキの専門店さんですから、不味かろう筈もないのじゃ。
甘さ控えめ、カカオのコクと苦味に酸味を加えたチョコチーズケーキがやはり美味。

上へ細い紐状に飾られているのは、チルクにも用いられている「生クリームチーズケーキ」。
これは言語化が難しくてですね。
詳しくは是非チルクを食べて経験して頂きたいのですが、もっさんはサン リブス ヒアさんを象徴する重要なアイテムだと思っています。



ヴァレンタインらしく、ドリンクはホットチョコレートをお願いしました。
はっきりと甘く濃厚な味わいです。




美味しいデザートを頂き、テイクアウトも購入して大満足。
また季節を変えてお邪魔しようかしら。
ご馳走様でした。

では皆様、良いヴァレンタインディをお迎え下さい。
ハッピー、ヴァレンタイン!!