武蔵小杉にて美味しいパンケーキを頂いたもっさん。
再び東急東横線へ乗り込みます。

そこから約25分。
⁡やって参りました横浜中華街。
年の瀬を迎えて、中華街はどこもかしこも激混みでございます。
他に候補は無かったんですか?(自省)
まあ折角来た事ですし、中華街でも一、二を争う行列店さんへ並んでみますか!





「山東 2号店 (さんとん にごうてん)」さん。
2023年12月30日訪問。
12時10分入店。

常に行列の絶えない人気店の「山東」さん。
これまでも中華街を訪れる度に長蛇の列を目にしており、もっさんも興味津々。
今回漸く訪問する事が出来ました。



現着時点で、並びは軽く50名超え。
ヨシ! 予想通りですね!(明鏡止水)
「フライディ チャイナタウン」をエンドレスリピートしつつ待っていると、どうも1名若しくは2名のお客は案内が早いようです。
結果、30分ちょいの待ち。
前に並ばれた3グループ・10名ちょいをスッ飛ばしての入店でした。

◯ 本日のランチ:水餃子他アラカルト

山東さんは追加オーダー不可の「オーダー1回のみ制」。
言うて、ヴォリューム感がイマイチ分かりませぬ。
ここは手堅く、点心3のご飯もの1で行ってみましょう。

⁡◯ 台湾 高山黄金烏龍茶



最初に配膳はドリンク。
台湾産の高山黄金烏龍茶です。

一般的に烏龍茶と言えば、ペットボトルで売っている暗い茶色を思い浮かべると思います。



それに対して、こちらは商品名通りの黄金色。
標高1,000mを超える高地にて栽培されたお茶を高山茶と呼びますが、この黄金烏龍茶は2,000mオーバー級のものだとか。

味わいは苦味が少なく、スッキリかつ膨よか。
中華料理と合わせるには打ってつけでしょう。

◯ 水ギョーザ

もっさんはこの日の朝から、山東さんの水餃子を食べたくてウズウズしておりました。




大きめのお皿にて登場の水餃子。
ひとつひとつがでっぷりと大きく、かつ10個入り。
これは食い出がありますな!



水餃子の皮は厚くムッチムチ。
柔らかでジューシィな肉だねには、ニラがたっぷりと使われています。

オーソドックスに醤油・酢・辣油でも良いのですが、ここは矢張り、山東さん特製のタレを試さねばなりますまい!


特製タレはお醤油ベースに五香粉、決め手はココナッツフレーク!
ココナッツの香りと甘さを前面に押し出しているのが、非常に特徴的です。



タレに浸して、上にもココナッツフレークを乗せるのが山東流。
これが不思議と、餃子に合います!
いや何でじゃろう???
良く説明出来ませんが、兎に角美味しいですね。

◯ 焼きギョーザ




続けて焼餃子も登場。
皮と肉だねは共通のものかと思いますが、水餃子よりひと回りポーションが大きめの8個入り。



しっかりと焼き目が付けられており、歯触りはサックサク。
素晴らしい香ばしさ。
皮は水餃子程では無いもののモチモチ感があり、焼き目のサクサク感とのコントラストを生じています。

焼餃子は特製タレ、及び醤油・酢・辣油ミックスの両方を試しましたが、やはり特製タレに軍配が上がりました。
◯ もち米シューマイ




3品目は焼売。
肉だねに中華おこわを混ぜ込んであるそうで、有りそうで無かったアイディア。
普段はあんまり焼売を食べないのですが、物珍しさに釣られてオーダー。




ふわっと柔らかく蒸された皮と、もっちりした肉だねがとても高相性。
トップへ配された海老は、小さいながらも旨味と食感で存在感を発揮しています。
三者三様の良さを引き出した、技有りの美味しさです。

◯ 牛バラあんかけご飯



メインのお食事は迷って、牛バラあんかけご飯に決めました。
山東さんでも人気メニューのひとつだそうです。




トロトロに煮込まれた牛バラ肉がたっぷり。
青菜はシャキシャキ感をキープした、絶妙な火通し。
餡にも中華スープの旨みがバチっと効いており、メシが進む事請け合いです。
スプーンの止まらない美味しさ!






餃子の美味しさはもとより、ココナッツタレの美味しさにビックリです。
試したいメニューが他にも有りますので、中華街のランチでは鉄板のお店になりそう。
ご馳走様でした。