もっさん、この日は銀座へ。
前回も少し触れました親知らずの抜歯&抜糸が終わりまして、漸く食べ歩きを再開。
マジにストレスで病気になりそうでした(笑)。

とは言え、未だよーく噛まないといけない食材は避けまして。
今回の食べ歩きは魚介からスタートでございます。





「地きんめ専門 銀座 はなたれ (じきんめせんもん ぎんざ はなたれ)」さん。
2023年12月27日訪問。
11時35分入店。



文字通り「金目鯛」料理の専門店、はなたれさん。
東急プラザ銀座11階・レストランフロアでの営業です。

運営はファーストドロップ社。
東京及び神奈川を中心に「魚と酒 はなたれ」「貝・刺身専門店 しらはら」等のブランドを展開する企業さんです。

因みにこれは後から知ったのですが、もっさんが余り良い印象を抱いていない「すし 釣りきん」も同じ傘下でした。
先に知っていたら、はなたれさんには行かなかったかも知れません(笑)。

◯ 本日のランチ:地きんめいくら飯し定食、トッピングずわいがに

銀座 はなたれさんのランチは大まかに分けて「地きんめ飯し・ねぎとろ飯し・追い鰹ラーメン」の3種類です。
もっさんは名物と謳われている地きんめ飯しを頂きます。




オーダーからさほどに待たず。
配膳されましたのは地きんめいくら飯し定食。
地きんめ飯しにイクラを乗せたヴァージョンで、お店の1番人気メニューだそうです。





ぱかんと。
良し!
これはもう間違いなく美味い!




お重は3つのゾーンに分かれています。
先ずは金目鯛のお刺身。
金目鯛の真っ赤な皮目を活かした切っつけが実に良き。




右側はいくら。
小粒ではありますが、かなりたっぷりなのが嬉しいです。



真ん中は金目鯛の身を解して、フレーク状に煮付けた「そぼろ」。
卵黄は無料オプションで1〜3個まで増量できます。
もっさんは迷わず3個オーダーです。



定食は、メインのお重以外にもかなり盛り沢山。
小鉢はめかぶ。
ちゅるんちゅるんのシャキシャキです。



お味噌汁は金目鯛のあら出汁。
散らした焼き海苔の香ばしさに、濃いめのお出汁が良くマッチしており美味しいですね。



季節の茶碗蒸し。
この日はキノコのあんかけでした。
流石に作り置きだとは思います。
開店直後での入店が功を奏したか、熱いものが頂けました。



トッピングで追加したズワイガニ。
解凍の手際が良くなかったのか、かなり水っぽい。
まあそれならそれで使いようはありますが、これは正直、オーダーしなくて良かったですね。
親会社が海鮮を主軸とする居酒屋の運営をしているとあらば尚更です。



では、いよいよ地きんめ飯しを頂きましょう。
お店のインストラクションに従って、ステップ1はお刺身を胡麻ダレで。



金目鯛は千葉県銚子産。
「地金目鯛」とは、漁師さんが日帰りで釣り上げてくる金目鯛を指すようです。
銚子には「銚子つりきんめ」というブランド金目鯛があり、恐らくはこちらをメインに用いているものと思われます。

冬季が旬のお魚だけあって、脂の乗りはバッチリ。
甘さを抑えた塩っぱ目仕上げの胡麻ダレが、金目鯛の膨よかな旨みを更に引き立てています。
これは旨し!



ステップ2は卵黄を割って、お刺身・そぼろと合わせて頂きます。



そぼろはやや濃いめながら、あっさりとした味付け。
胡麻ダレの甘みにそぼろの甘みが加わって、卵黄のコクと甘みに素晴らしいシナジーを発揮しています。
煮付けと刺身をいっぺんに味わえる、この食べ方は贅沢でしょ!



ステップ2-2は、お楽しみのいくらを合わせて。
問答無用の美味しさ!
矢張り魚卵は正義です。



半分くらい食べ進めましたら、一旦お重から離れます。
副菜を粗方片付けたタイミングでスタッフさんにお声掛け。
同時に、とんすいにきんめ飯しをよそって準備しておきます。
ズワイガニくん、君の出番はここやで。




鉄瓶で熱々のお出汁が登場しました。
お出汁をたっぷりと掛け回しましたら、刻み海苔、刻み大葉、山葵のお茶漬けセットをパイルダーオン!



ステップ3、きんめズワイ茶漬けの完成!
もっさんは所謂「出汁茶漬け」が大好物でございます。
ほんのりと火が通った金目鯛のお刺身がまた良いですなあ。
うまいうまい。




お出汁の追加をお願いし、お重の残りをサクっと完食。
熱い黒豆茶のお代わりを頂きつつ、おデザの抹茶わらび餅で〆。




十二分にヴォリュームもありますし、お料理のお味もしっかりしています。
魚介好きの方なら、銀座ランチの候補に入れて良いのでは。
ご馳走様でした。