もっさん、この日も船橋にてお仕事。
今回は珍しくも、その際の朝食のご紹介でございます。

もっさんが自宅から船橋へ向かう際、電車でのルートは2種類。
武蔵野線から総武線へ乗り換えるJRルートと、柏経由での東武アーバンパークラインルートです。

前者で船橋へ向かった場合、朝食を頂くのは毎回「いろり庵 きらく」さん。
JR改札内にある駅蕎麦です。
ちくわ天そば、若しくは春菊天そばがもっさんのお気に入りです。

この日は、アーバンパークラインで船橋へ。
改札を出てから漸く

「いつものお蕎麦食えねえじゃん!」

と、気が付きました。
ぐぬぬ。

いや、待てよ。
確か駅の南口を出てすぐのところに、お蕎麦屋さんがあった筈。
立地的に、朝からやってらっしゃるんじゃないかしら。
行ってみますか!




「車や (くるまや)」さん。
2023年11月18日訪問。
7時23分入店。

JR船橋駅から目の前にて営業の「車や」さん。
営業時間は驚きの朝6時から深夜2時まで。
朝食から終電過ぎの1杯まで、船橋民のニーズに応えておられます。

業態としては所謂「路麺店」という事になりましょう。
お蕎麦やご飯ものがリーズナブルに頂けます。



が!
気になるのは矢張り、看板に記された「生冷麦・石臼挽き十割蕎麦」。

後者は勿論ですが、前者よね?
乾麺でない冷麦が頂けるのはお珍しい。
お蕎麦のつもりでしたが、予定変更。
冷麦を頂いてみましょう。

◯ 本日の朝食:生ひやむぎ大盛、名物ガリ鯖飯、竹輪天

もっさんのオーダーは生ひやむぎ。
ご飯ものと天ぷらの食券も購入し、スタッフさんへお渡しします。



こちらが完成の冷麦。
配膳はセルフ式です。




冷麦は大きめの桶に入っており、氷もたっぷりと浮かべて見た目にも涼しげです。
別に涼しさが欲しい季節ではありませんが、きちんと冷やす行為を怠らないのは、もっさん的には非常に好感度が高いです。
ちゃんと冷えてない冷やし中華や冷かけうどんは反省して、どうぞ。



冷麦はちゅるんちゅるんのプリップリ!
もっさんはさして冷麦に詳しい訳でもありませんが、やっぱり生麺は違いますなあ。
食感がガチに良き。
これは美味しい。



おつゆはやや甘みが強め。
甘党のもっさんにはドストライク。
冷麦をガンガンと啜らせます。



ご飯ものは車やさんの名物と謳われたガリ鯖飯。
焼いて身を解した塩鯖と、細かく切ったガリを混ぜ込んでいます。



鯖の塩気とガリの甘酸っぱさが程良くマッチ。
軽く振られた白胡麻も、風味のアップにひと役買っています。
中々の一品です。



竹輪天は1本の半分を半身に割って揚げています。
揚げ置きではなく、オーダーが入ってからの調理なのは嬉しいですね。
揚げ立てで熱々のサックサクです。
うまーい!

◯ 鴨せいろ、大盛り、親子丼

冷麦が美味しかったので、翌日もう一回行って来ました。




今度こそお蕎麦を。
発券機でもお店イチ推しの鴨せいろを頂きます。



店頭には電動の石臼が据え付けられており、こちらで製粉を行っているそうです。




お蕎麦はやや太めの平打ちで、もそもそとした啜り口です。
十割だけあって素朴ながら、お蕎麦の旨みをしっかりと感じられる味わいです。
こちらもきっちりと冷えているのが好印象でした。




おつゆは鴨汁で、鴨肉は3枚入りで。
鴨の旨みと脂がおつゆに移り、コクと香りを演出しています。



当然、お蕎麦との相性もバッチリ。
お値段以上な鴨せいろです。



尚、親子丼には特筆すべき点が無かった模様。




兎に角、ハイコスパにびっくり!
近所にあったら普通に通いまくるでしょうね。
ご馳走様でした。