神田神保町にて美味しいカツカレーを頂いたもっさん。
お次へ向かいます。

折しもこの時期の神田では、「神田古本まつり」の開催時期でした。
靖国通り沿いやその近辺の路地などで、屋台のような形式で大量の古本が並べられております。

腹ごなし序でに、ちょいとそれらを見物。
最近はすっかり紙媒体では本を読まなくなってしまいましたので、さっと読める文庫本でも買ってみようかしら。

結果、フォーサイス、ル・カレ、アーチャーと、分かる人には分かるジャンルのベタベタなラインナップを購入。
いやあ、懐かしく読ませて頂きましょう。

そんなこんなで20分ほどお買い物に費しまして。
カレー訪問強化月間延長戦、第9弾はこちらへお邪魔しました。





「欧風カレー ボンディ 神保町本店 (おうふうかれー ぼんでぃ じんぼうちょうほんてん)」さん。
2023年10月31日訪問。
12時55分入店。

日本における「欧風カレー」の一大流派。
その中核を成す名店、ボンディさん。

立ち位置としては、ラーメンで言うところの「東池袋 大勝軒」的なポジションではありますまいか。
もっさんもボンディさんの弟子筋・孫弟子筋に当たるお店へお邪魔しており、今回はそのルーツの一端を探りに参りました。



お店は「神田古書センター」という、古本屋さんがたくさん入ったビルの2階にあり、ビルの外まで行列がはみ出していました。
見える限りでは15人以上が並んでいそうですが、そこから先は見当も付きません。



18分ほど並んで、2階へ上がる階段まで進みました。
これで半分くらいなのかしら?



階段を上がり切ったところです。
もう暫くかかりそうですね。

と、思いきや。
ソロで来店したもっさんが先に呼ばれ、前に並んでいた10名弱をごぼう抜きです。
御免やっしゃ御免やっしゃ。
結果、33分ほど並んでの入店でした。

◯本日のランチ:ビーフカレー

もっさんのオーダーは、メニュー最上段に記載されており、唯一「オススメ」のマークが付いているビーフカレー。



登場のカレー、ライス、ポテト。
並んでいる最中にメニューが配られ注文が取られますので、着座から1分と待たずに配膳です。
はっや!



カレーはポットになみなみと注がれているのが特徴的です。
念のため、これは大盛り等をオーダーしている訳ではありません。




ライスには予めチーズがぱらりと。
少量のかっぱ漬け、小梅も乗せられています。



では頂きましょう。
先ずは具材のビーフのお味見から。

角切りにされたビーフはとても柔らかく、軽く噛めば繊維がはらりと解けていきます。
しっかりと煮込まれており、かつ旨みがお肉から逃げていません。
技ありの火通しです。




お肉とソースを、全量ざばっと。
もっさんはソースが少ないカレーには我慢のならん性質ですが、ボンディさんのカレーには文句の付けようがありません。
これは好感度高いですぞ〜〜。



辛さはスタッフさんおススメの中辛にてお願いしました。
玉ねぎとフルーツから、巧みに甘さが引き出されていますね。
スパイスの辛味がある分、こちらの系統特有の甘みが一層際立つように思います。
まろやかで実に旨し。



問題のじゃがいも。
ボンディさんにてもメニューや店頭に特に説明は無く、どう頂くのが正解なのか良くかりません。




とりま、ふたつに割ってバターを塗り溶かして頂きました。
が、もっさん的に、この食べ方では味付けの塩味が足りないんですよね。
ちょろっとソースを掛けるか、あるいは具材としてカレーに乗せてしまうか。
このどっちかが良さそうです。

◯ なめらかプリン、エスプレッソ



ボンディさんは「カレーとエスプレッソの店」を謳っておられますので、食後のカッフェを頂かずには帰れません。
人気というプリンもお願いしました。




プリンはロゴ入りのガラス瓶スタイル。
お察しの通り、テイクアウトも有ります。



上面はしっかりキャラメリゼされており、ザリっとした舌触りが良き。




またカラメルは別添えでかけ放題です。
これはテンションが上がる!
たっぷり掛け回して頂きます。



エスプレッソも流石の美味しさ。
クレマをしっかり立てた本格派です。

有名店の有名店たる理由に納得。
いや、流石に美味しいです。
並んだ甲斐あるお店でした。
ご馳走様でした。