もっさん、この日は高円寺へ。
中央線を高円寺駅で降りるのもめちゃ久しぶりでございます。
前回はお目当てのお店に臨休でフラれましたので、食べ歩きとしてはお初のエリアになります。

例によって駅周辺のロケハンをぐるっと行いまして。
夏のカレー訪問強化月間第7弾は、高円寺の有名店さんにお邪魔します。





「スパイスカレー青藍 (すばいすかれーせいらん)」さん。
2023年8月3日訪問。
11時29分入店。

高円寺駅を北口に降りますと、すぐ目に入るのが「高円寺純情商店街」。
この純情商店街そのものは、見たところ直線距離で200mもありません。

ですが実際には、恐らく「無名の商店街」が早稲田通りまで細々と続いており、中々に探索し甲斐のありそうなエリアです。
その高円寺北口の人気店、青藍さんにて「カレー定食」を頂きます。

◯本日のランチ:カレーZ定食2種盛、大、季節のポテトサラダ



青藍さんのメインコンテンツはチキンカレー。
カレーはノーマルのチキンカレーと、チキンカレーへ更にスパイスを加えたスパイシーチキンカレーZの2種。
平日のみこれらにポークジンジャーキーマカレーが加わり、2種盛りとする事が可能です。

また、青藍さんの名物と言えるのがカレーに野菜惣菜をセットにした「カレー定食」。

もっさんはカレーZ定食2種盛を大サイズでお願いしました。
追加で季節のポテトサラダもトッピングします。
カレーの専門店さんに於いても、殆どのお店は調理済みのカレーを盛り付ける、若しくは1人前のカレーを小鍋で温めて盛り付けるのが一般的かと思います。
翻ってこちらのカレーは、オーダーが入る度にひと手間を追加。
フライパンへサラダ油をやや多めに敷き、独自配合のホールスパイスを油で煮るように炒めて行きます。
フライパンのスパイスから十二分に香りが立ったら、お鍋よりカレーを投入。
ジュワワッと油が弾ける音と共に、客席まで芳香が伝わって来ますぞ!



完成のカレー定食2種盛。
全体へ散らすように振りかけられた、紫キャベツの鮮やかさがとても印象的です。
これはもう見ただけで美味い!


メインのカレーはチキンカレー。
加熱したてのスパイス香が、ひとりでに立ち上がって来るかのよう!


そのスパイスの作用か、カレーソースは苦味と酸味の主張がかなり強め。
ルーツ的にはインドとかそっちのカレーだと思いますが、欧風カレーのようなコクも感じられますね。
辛さは抑えめで、寧ろ玉ねぎ由来と思われる甘みが良く出ています。



ターメリックライスの上にはポークジンジャーキーマカレー。
豚肉オンリーのキーマは珍しいような?
もっさんは初めて頂きますね。


こちらははっきりと甘口に振った味付け。
かつ、これ迄に味わった事の無い味わいです。
何が何だか分かりませんが、兎に角美味しい!
ヨシ!
いつものヤツですね!


そのキーマ及びライスから全体に振り掛けられているのは、紫キャベツのごま塩昆布仕立て。
味付けの主張としては然程に強くはありませんが、合間合間に和風な味わいがふわっと香るのは面白いですね。
細かなキャベツの食感が、カレーそのものの口当たりをライトなものにしています。




副菜は3種。
アンチョビ野菜炒め、キャロットラペ、大根のマスタード漬け。
どれもそれなりにスパイシーで、特に野菜炒めの黒胡椒はかな〜〜り効いています。
実際のところ、このワンプレートで最も辛かったのが野菜炒めでした。


トッピングのポテサラは春菊入り。
春菊の苦味が良い塩梅に消え、香りはきちんと残してあります。
これは面白い工夫ですなあ!


正しく「香りを食べるカレー」というキャッチフレーズの通り。
目から鼻から口から美味しい、素晴らしいカレーでした。
ご馳走様でした。