もっさん、この日は用賀へ。
田園都市線を用賀駅で降りるのは今回が初めてでしたが、駅前の設計がとても素敵ですね。
駅周囲を大きく掘り下げる事で、地下鉄駅特有の閉塞感がかなり緩和されています。
お金も随分掛かったでしょうが、それに見合う空間になっていると思います。
これは一度降りたら忘れませんね。
その駅前から徒歩で3分ちょい。
用賀二条通りへ出ましたら、目的のお店が見えて参りました。
「PIZZA MAFIA TOKYO 用賀店 (びっつぁまふぃあ とーきょー ようがてん)」さん。
2023年5月22日訪問。
12時15分入店。
ピッツァマフィア トーキョーさんは、もっさんが愛して止まないピッツェリアの1軒です。
本店さんは桜新町にあり、もっさんは計5回お邪魔しております。
当ブログでも何度か言及しておりますが、都内のピッツェリアに於ける「双璧」と位置付けたお店の片翼です。
そのピッツァマフィアさんが、桜新町からひと駅お隣の用賀に2号店をオープンしたのは今年の2月のこと。
早めにお邪魔したいと思いつつ、なんだかんだでここまで引っ張ってしまいました。
漸くの初訪問でございます!
◯本日のプランツォ:穴子とペペロナータのちょっと辛いピザ
先ずは小手調べに前菜をオーダー。
ヤリイカのフリットです。
ヤリイカは抵抗なくストンと歯の通る柔らかさ。
かつ、プリプリとした歯応えも楽しめる、完璧な火通しです。
レモンをたっぷりと絞りかけたら、そらもう食欲がフルスロットル!
フォークの止まらなくなる旨さです。
ピッツァマフィアさんのランチタイムでは、全てのピッツァにお値段変わらずでサラダとソフトドリンクがセットに出来ます。
もっさんがピッツァマフィアさんの大ファンである理由のひとつは、このセットサラダ。
お店オリジナルの醤油マヨネーズソース「ピッツァマフィアソース」が抜群に美味しいんです!
普段、生野菜なんぞに全く興味の無いもっさんをして、虜にしてしまったサラダです。
合わせるソフトドリンクはサンライズスカッシュ。
これも初回訪問時からのお気に入りで、毎回必ずオーダーしています。
ほろ苦爽やかでおいちい。
いよいよ登場のピッツァ。
月替わりの限定メニュー「穴子とペペロナータのちょっと辛いピザ」をお願いしました。
この日の薪窯を担当されたピッツァイォーロ(ピッツァ職人)は、オーナーシェフの上田氏。
ピッツァマフィアの「ドン」自ら焼いておられますので、
「2号店は本店よりお味が……」
といった心配はご無用でございます。
焼き上がったピッツァは、ボコンボコンと畝るように膨らんだコルニチョーネ(フチ)が特徴的です。
薪窯での加熱は、そのコルニチョーネを大胆に焦がした強めの焼き込み。
これぞ「SAVOY流」。
本場ナポリには無い、日本発祥の調理法です。
穴子がふわっふわ!
ペペロナータとは「パプリカの煮込み」を指す言葉ですが、穴子もパプリカと一緒に煮込んであるのかしら?
モッツァレラチーズを含めた具材に一体感が演出されており、またお互いの良さを引き出し合っています。
穴子とパプリカの柔らかさは、コルニチョーネのザクザクとした歯触りとコントラストを生じています。
ソースのピリ辛さがまた、アクセントとして実に良き。
見た目よりも食べ口が軽く、完成度の高いピッツァです。
美味いッ!!!
食後のドルチェはマルガージェラート。
都内ではまだまだ滅多にお目に掛かれない、レア物でございます。
フレーバーは「バナナソテー」。
未食のフレーバーでしたので、さあどんなもんかと待ち構えてみれば。
おいこれマジか!
「皮ごと焼いたバナナ」の香りと味わいが、ものの見事に再現されています。
こんなにも「香ばしいアイスクリーム」を食べたのは初めてです!
パ無いわ〜〜〜!
エスプレッソはお決まりのドッピオで。
にがあま、がアイスクリームと良い塩梅に噛み合いました。
うましうまし。
前菜からドルチェまでオール満点。
流石に名手は外さないっすわ。
トータルスコアは120点!
ご馳走様でした。
久々の薪窯撮影。
新店さんにお邪魔する機会も、めっきりと減ってしまいました。
薪窯は日本橋の山宮かまど工業所製。
SLを想起させるような、無骨なデザインがカッコ良いんです。