もっさん、この日は六本木へ。
南北線を六本木一丁目駅にて降車します。



目的地は駅に直結の、泉ガーデンタワーです。
同ビルでは館内を見回るでもなく、エレベーターでまっすぐ5階へ。
エレベーターホールの壁面には、でっかいロゴがお出迎えです。




「BLT STEAK ROPPONGI (びーえるてぃー すてーき ろっぽんぎ)」さん。
2023年5月1日訪問。
11時30分入店。



アメリカンスタイルのステーキを提供するNY発のステーキハウス、BLTステーキさん。

関東圏では銀座と六本木に2店舗を展開。
うち銀座店さんは、高級焼肉チェーンの「平城苑」でお馴染みの株式会社平城苑による運営です。
もっさんは過去に2度、六本木店さんへお邪魔しています。

その際に頂いたメニューは、アメリカンステーキの王様「Tボーンステーキ」と、アメリカ料理の代名詞たる「ハンバーガー」。
ステーキが美味しかったのは勿論ですが、ハンバーガーの美味しさにも度肝を抜かれました!

さて。
アメリカ合衆国では毎年5月の最終月曜日を「戦没将兵追悼記念日」と定め、祝日としています。
同日はまた、アメリカ各地でハンバーガーの関連イベントが開催される「ナショナル ハンバーガー デイ」でもあるそうです。

BLT六本木さんではこのナショナル ハンバーガー デイに因み、

「BLT STEAK ROPPONGI バーガーマンス」

を実施中です。

5月1日から31日までの会期中は、ランチのレギュラメニューである「BLTプライムビーフハンバーガー」に加えて、4種のスペシャルバーガーが提供されます。

いちBLTファン、いちハンバーガーファンとして、このニュースは捨て置けませんぞ!
開催予告のメールから即予約し、会期初日にお邪魔して参りました!

◯本日のランチ:リブアイ ランチセット、本日のスープ、ルーサーバーガー

折角ステーキハウスにお邪魔したのですから、ハンバーガーもステーキも両方頂きたくなるのは当然の成り行きです。
ちゅー訳で、ステーキランチの〆にバーガーをブチ込んで貰いました。



お先に登場はBLTさんの名物、ポップオーバーとサラダです。




サラダには大きなペッパーミルを使って、胡椒を削りかけるパフォーマンス。
このペッパーミルがマジにデカくて、野球のバットくらいのサイズです。

メートル・デトルを務める高橋氏曰く、WBCの時期には

「ヌートバー! って150回以上言われました」

うん、そりゃ言いたくもなります。
もっさんも危うく口から出かけておりましたが、言わなくて良かった(笑)。



ポップオーバーは焼きたてのアツアツが嬉しいです。
グリュイエールチーズが巻き込まれており、そのまま食べてもメチャ美味しいです。



ホイップバターとの相性も抜群。
この日は起きてから最初に口にするものを、BLTさんのポップオーバーと決めておりました。
最高のブレックファーストです!




お次に配膳は、アラカルトで追加した日替わりのスープ。
この日は春豆のスープでした。


春豆ことスナップえんどうは元々アメリカで開発された品種と聞いております。
アメリカンスタイルのステーキランチと合わせるにはうってつけでしょう。



丁寧に裏漉しされており、舌触りはとても滑らか。
春豆の甘みと旨みが良く出ています。
いや、これは旨いわ。
オーダーして大正解!



さて、いよいよです!
じゅうじゅうと音を立てて、ご出座のステーキ様!



前回はTボーンでしたが、今回はリブアイでオーダーしています。
部位は日本で言うところのリブロースですね。
肉量は300g。



お肉は950度という超高温での焼成!
特製のブロイラーオーブンを備えた、アメリカンステーキハウスならではの調理法です。



焼き加減はお任せでお願いして、この火通し。
表面はカッチリと焼き固められ、内側はしっとりと柔らか。
もぐもぐと噛めば、じゅわりと肉汁が染み出してきます。



脂の旨味をしっかりと感じさせ、かつ上手いこと脂分を焼き落としています。
結果、赤身と脂身の味わいの、素晴らしいバランスの良さ!
これぞ、アメリカンステーキの面目躍如!
美味いッッッ!!!



BLTさんのステーキには、6種から選べるソースが付いてきます。
今回はチミチュリソースに挑戦。



お肉にはお塩とメートル・デトル・バターだけで、十二分に完成された味わいだと思っていましたが……。

チミチュリソースを乗せたら、またガラッと印象が変わります!
絶妙な酸味と辛味が、更に食欲を掻き立てますぞ!
うっま!
白いご飯無いかな? 無いよな(笑)!



コースの〆のお食事タイム。
ハンバーガーの登場でございます。



バーガーマンスに提供される4種のスペシャルバーガーから、今回オーダーしたのはルーサーバーガー。
バンズの代わりにドーナツを用いるという変わり種バーガーにして、大鉄板のアメリカンキュイジーヌです。
最近は、日本のグルメバーガーショップでもちょくちょく見かけるように思います。



さて、頂く準備をしましょう。
On Your Marks。



ドーナツは上下ともまるまる1個。
積み上げると、高さに笑えてきますね。



コレは食べ難そうじゃな〜〜、と警戒して齧り付けば。
ドーナツ自体がとてもふんわりと柔らかい為、上下までストンと歯が通ります。
想像の3倍くらい食べ易い!
ほっほー、面白いですなあ!



パティに用いるお肉は、お店ご自慢のUSDA(米国農務省)認定プライムグレードビーフ。
もう見ただけで美味い!

ステーキと同じくブロイラーオーブンでの高温調理ですが、こちらは表面までふっくらと柔らかく焼き上がっています。



ドーナツにはシュガーグレイズがたっぷり。
これをちゃんとトースト(?)してありますので、上下のグレイズはパリッパリな歯触りに。
焼き目の香ばしさといったら!
こりゃもう堪らんですよ!



注目すべきはキャンディベーコン。
塩っぱさがドーナツの甘さとコントラストを生じ、バーガー全体の味わいに一本の芯を通しています。
また、カリカリな食感も良いアクセントになっていました。



たっぷりと乗せたチェダーチーズはソースの役割を果たすと共に、パティ・ドーナツ・ベーコンの間を取り持つバイプレイヤー役でもあります。
事実上、このバーガーをオーガナイズしているパーツです。



ドーナツはしっかりと甘く、ベーコンとチーズはガッチリと塩っぱく。
それでいてトータルの味わいは上品とも言えるような、実に「エエ塩梅」の甘塩っぱさに纏まっています。
高いデザイン力と、それを現実に落とし込む技量。
流石のひと言です!





食後のデザート、この日はプチチョコレートケーキでした。
カフェはホットコーヒーを頂きます。
ぶっふう〜〜〜。
余は満足でおじゃるぞ〜〜〜。

残るスペシャルバーガー3種は、会期中に全て頂く予定です。
またお邪魔します(次回予約ポチー)。
ご馳走様でした。