もっさん、この日は新松戸へ。
普段は乗り換えで通り過ぎる駅なのですが、今回は久々に降り立ちます。



向かった先は駅からすぐの、こちらの雑居ビル。
写真では左上に見える、ガラス張りのお店が目的地です。




「ラーメン ニュー松戸 (らーめん にゅーまつど)」さん。
2022年12月7日訪問。
12時37分入店。

周囲から良い評判を聞いていたニュー松戸さん。
お店は元々はダイニングバーだったようで、ガラッと業態変更をなさったようです。

お昼のゴールデンタイムにつき、店内は満員。
待ち合い席にて10分ほど待っての着席でした。

◯本日の1杯:特製白醤油ラーメン、シラスご飯、和え玉 醤油味
オーダーは白醤油ラーメンに特製トッピング。
もっさん、白醤油スープのラーメンは大好物でございます。
和え玉とシラスご飯も追加して、ガッツリ攻めますよ。






登場の白醤油ラーメン、シラスご飯。
「分かっている」お店ならではの、整った麺顔ですね。



スープは無化調との事。
鶏や魚介のお出汁が複雑に混じり合った味わいです。
魚介には恐らく貝類も使っているでしょうか。
柔らかながら強い旨味の主張がありました。
透明度の高さから、非常に丁寧な仕事が見えて来ますね。

白醤油ダレはやや甘め。
みりんの甘みがスープにコクとパンチ力を齎し、白醤油がキレを演出。
味付けはどうしても濃いめですが、無化調の弱みを上手く補った美味しいスープです。


麺は柔らかな茹で上げ。
単に柔らかいだけではなく、啜り口のエッジ感や歯触りの良さがきちんと残っています。

ポツポツと斑点の浮かぶ全粒粉仕立てながら、ふすまの割合はあまり高く感じません。
不思議な仕様というか、かなり個性的な麺だと思います。



ノーマルのラーメンにも3種類のチャーシューが乗るのは嬉しいですね。
バラは煮豚、モモは焼豚、ロースは低温調理で、其々の特徴と旨味を引き出しています。
どのチャーシューも美味しく、明確に「ニュー松戸さんの強み」と言えるパーツです。




特製トッピングでは更に大判のロースチャーシュー、味玉、有明産の海苔が追加。
⁡そしてこの味玉がまた、只者では無い!
綺麗なオレンジ色の黄身が、素性の良さを物語っています。



シラスご飯。
ピリ辛い生姜醤油での味付けがバチっと効いており、シラスの淡白な旨みに奥行きを齎すと共に、お食事全体のアクセントにもなっています。
ラーメンスープとの相性も良好。
これは美味い。



和え玉。
濃いめの醤油ダレと脂、トドメに魚粉も散らしたジャンクな味わいが、食欲をモリモリと刺激してきます。
油そばとしてもつけ麺としても旨し。

またラーメンが柔らか麺なのに対して、和え玉はガチガチな硬茹で。
味付けと食感の両方でラーメンとの差異が端的に現れ、食べ手を飽きさせません。



⁡ニュー松戸さんのラーメンにはドハマりしまして、初訪問からこの記事を書くまでに4回お邪魔しております。
今のとこローテーションで、白醤油と醤油を2杯ずつ。
店主さんのラーメン歴はさほど長くないと聞いていますが、ここまでの味を出せるのはお見事と言う外にありません。

因みに3月を以って、みのり台へ移転されるとか。
店名どーすんじゃろ。
ご馳走様でした。