渋谷にて美味しいしゃぶしゃぶを頂いたもっさん
お次へ移動します
向かった先は渋谷マークシティ
渋谷をウロウロしていれば必ず目に入る建物ですが、館内に入るのは今回が初めてでした
そのマークシティにて注目していたのが、こちらのお店です
「和牛と米 三芳亭 (わぎゅうとこめ みよしてい)」さん
2022年4月24日訪問
12時25分着
店外に待ち6組
13時10分入店
マークシティ4階のレストランフロアにて、最も長い行列を作っていたのが「和牛と米 三芳亭」さん
その名の通り和牛をメインに据えたお料理を提供している、肉料理の専門店さんです
焼肉定食やローストビーフ丼など、どれもこれも目移りするメニューばかりでしたが、今回は決め打ちでお邪魔しました
◯本日のランチ:熟成ハラミひつまぶし
オーダーは和牛の熟成ハラミを用いたひつまぶし
他所でも同様のメニューを出しているかは知らないのですが、有りそうで無かったお料理ですよね
他のテーブルでも殆どのお客さんがオーダーしており、事実上、三芳亭さんのキラーコンテンツと呼んで宜しいでしょう
そして登場のひつまぶし
ぱっと見、鰻のひつまぶしと変わらないように思えます
お櫃のフタをぱかんと
良し、お肉が出てきましたぞ!
いや分かっていますけれども(笑)、何故かテンションが上がります!
さて頂きましょう
先ずは鰻のひつまぶし同様に、お櫃のご飯とお肉を4等分にするのが作法でございます
お店のおススメの食べ方としては
① 1膳目はそのままで
② 2膳目は薬味を加えて
③ 3膳目は温泉卵を加えてTKG風に
④ 4膳目はお出汁を加えて茶漬けスタイルに
という流れで頂くようですね
では1膳目、ハラミ丼としてそのまま頂きます
お肉がとっても柔らか!
赤身肉ならではの強い旨味がバチっと立っており、甘い丼タレがまたキマっています
丼タレの甘さは、明らかにうなぎのタレのオマージュでしょうね
ご飯が進みまくり!
2口で無くなってしまうのが最大の欠点です
本来ならば、2膳目はネギと山葵を足した香味ハラミ丼として頂くのでしょうが……
ハラミのポテンシャルは十分理解出来ましたので、1段階スッ飛ばしてTKGへ行きましょう!
温玉をパイルダーオン!
エーンド、ぱっかん!
お肉と卵は鉄板の組み合わせ
黄身の甘さとタレの甘さによる相乗効果で、ハラミがまた一段と美味い
温泉卵に掛けられたややしょっぱ目の鰹出汁が、甘さだけに止まらないパンチと広がりを演出しています
単に
「焼きハラミ丼をひつまぶし風にモディファイした」
のみに止まらず、温玉を乗っけたTKGを挟めるのは面白いですし、オリジナリティがあります
これはナイスアイディア!
お味噌汁代わりのコムタンスープ
この後に控える鰹出汁との対比として、まったりと優しい味わいのスープを用意しているのも良いデザインですねえ!
これは好感度を稼いでますよ
さて3膳目
いよいよ、ひつまぶしの醍醐味である茶漬けを頂きましょう
いやあ美味いですね! これ!!
鰹出汁はややしょっぱ目でキレのある味わい
鰹節からかなり濃厚に出汁を抽出しており、ハラミの旨味に負けていません
ラストは全ての薬味をたっぷり乗せて
海苔とあられのパリパリサクサク感が、食感をよりライトな方向へ加速させます
ひつまぶしの〆に最適です!
残しておいたキャベツの浅漬けをポリポリと齧って〆
食後に温かいお茶が頂けると、より良かったでしょう
初体験の和牛ハラミひつまぶし
これはかなり美味しかったです!
行列を作る理由が良く分かります
難点は量が少ないこと
場所柄からして女性客ファーストなデザインは当然だと思いますが、男性客向けに大盛りバージョンを用意しても売れる筈ですよ
並ぶだけの価値は十二分に有り!
ご馳走様でした