もっさん、この日は根津へ
同地には早めに着いて、いつも通り根津権現へお参りします

その後はこの日の1軒目に予定していた讃岐うどんのお店へ、開店の定刻10分前に現着
が、残念なことに営業している気配がありません

同店は昨年に同じ根津内にて移転されたのですが、その後所謂「口コミ」が絶えていましたので、然もありなん
足早に、別のうどん屋さんへお邪魔します
 




「根津 釜竹 (ねづ かまちく)」さん
2021年12月7日訪問
11時15分着 開店待ちの4組目
11時34分入店

うどん訪問強化月間
今回は都内屈指の有名店さんへお邪魔しております



明治時代に作られた蔵を移築・改装した店舗が印象的な「根津 釜竹」さん
建物の設計は、かの隈研吾氏だそうです




お店は高級老人ホーム「クラシックガーデン 文京根津」さんと同じ敷地内
お店1階の西側は一面がガラス張りになっており、同施設のお庭が良く見えます

◯ 鴨ロース


先ずはうどん前にお摘みから、鴨ロースをお願いしました
ローストした鴨と葱を冷製に仕立ててあり、お出汁のジュレソースで頂きます


柔らかく、臭みも全く無い鴨が絶品!
完璧な火通しです



甘口のお出汁ジュレに、柚子胡椒の香気と辛味が実に良く合いますね
この時期はプチ断酒を行っておりましたので、この美味しい鴨をお酒無しで頂きました(ギリィッ)
◯ 出汁巻き卵





続けてもう一品、出汁巻き玉子をオーダー
こちらはメニューに二人前との記載があり、実際にとても大きいです



じわりと滴ってくるお出汁がまあ美味しい!
これぞ「出汁巻き」卵ですね

◯ ざるうどん
◯ 天ぷら



そしてお待ちかねのざるうどんwith 天ぷら



釜竹さんは元々大阪に合ったお店ですので、うどんも当然関西風
丸みを帯びた切り出しが如何にもそれらしく、手打ちならではの不均一性が、緩めの捻れやうねりとなって現れています



とても滑らかな啜り口に、むっちりと柔らかな噛み応え
噛むのに余り力の要らない、適度な弾力とコシ
関西風のうどんが「喉越しで食べさせる」と言われる所以でしょう



つけつゆも当然の薄口醤油仕立て
出汁の旨味に醤油の甘み、上品な香りが活きています
味付けはつけつゆですので、当然塩っぱめに
キレのある味わいが、うどんの喉越しを加速させています







釜竹さんのつけつゆには、独特の流儀というか、食べ方がありまして

先ずはおつゆのみ、その後は青葱を足す→揚げ玉を足す→七味を足す→生姜を足す

という順番で、少しづつ味変をしながら頂くのだそうです

尚、青葱は松戸市名産の「矢切ねぎ」
甘みと辛味のバランスが良く、釜竹さんのつゆと良く合います
トッピングでネギ増しも人気だそうです




上記の揚げ玉のタイミングで、天ぷらはつけつゆにジャブジャブ浸して頂きます
塩? 君の出番は無いよ






天ぷらは海老と季節野菜の盛り合わせ
海老の他には烏賊、ジャンボえんどう、茄子、牛蒡、じゃがいもというラインナップでした



天ぷらの白眉はじゃがいも
これがガチに美味しかったですね!




最後はつゆに生姜をたっぷりと足して、うどんを一気に平らげます
ゲフ-
いや、流石の有名店!
うどん、お料理は共に想像の頭ふたつ上を行かれましたね
何方かに関西風のざるうどんをおススメするとすれば、間違いなく筆頭候補です
今回頂いたうどんはノーマルの太打ちうどんでしたが、細打ちのオーダーも可
暖かくなったら再訪したいと思います
ご馳走様でした