もっさん、この日は六本木へ
地下鉄南北線 六本木一丁目駅の改札を出ましたら、駅に直結の「泉ガーデンタワー」へ向かいます


1階ロビーから飲食店エリアを抜けて、まっすぐ奥のエレベーターへ
5階へ上がりますと、エレベーターホール前に大きなロゴがお出迎えです




「BLT STEAK ROPPONGI (びーえるてぃー すてーき ろっぽんぎ)」さん

2010年代以降「ニューヨーク発のステーキハウス」の日本上陸は、ぽつんぽつんと、しかし途切れる事なく続いているように思います
本場アメリカンスタイルのステーキが一定層のファンを獲得し、そのファンをキープ出来ている事の証左でしょう

つい先日(当記事の執筆は2021年10月末です)も恵比寿に「ピーター ルーガー ステーキハウス トーキョー」がオープンし、肉好きの間で話題となりました

ビーエルティーステーキさんも、そんなNY生まれのステーキハウスのひとつ
六本木店が日本1号店で、銀座と大阪にも展開しています
ランチタイムにはハンバーガーの提供もあり、もっさんは以前からブックマークに入れていたお店でした

⁡さて
もっさんは美味しい「Tボーンステーキ」が食べたくて、色々なお店の検索を続けておりました

一般的なTボーンステーキのポーションは750g位からスタートして、大きいものは軽く1,000gオーバー
故にコース・単品オーダーを問わず、2人前からオーダーを受け付けるお店が殆ど
ボッチ飯にはまことに不向きなお料理と言えましょう
駄菓子菓子!
BLTさんでは、1人前からTボーンステーキを食べられるランチコースを提供!
しかも、緊急事態宣言明けの10月いっぱいは、通常より割引のお値打ち価格!!
これはもう、行くしかあるまい(予約ポチ-)!!!

◯本日のランチ:プライムT-BONEランチコース
Tボーンステーキをメインに据えたランチコースは全4品
こちらに、アラカルトメニューを追加しています

先ずはお肉の焼き加減のチョイス、ソースのオーダーから
お肉はBLTさんおススメのミディアムレア
ソースはオーソドックスにステーキソースをチョイスしました

尚、選べるソースは以下の7種です
・ステーキソース
・和風ソース
・赤ワインソース
・ブルーチーズソース
・ペッパーコーンソース
・チミチュリ
・わさび醤油

◯ ポップオーバー


最初のお料理は、お店の名物たるポップオーバーから
……
………ポップオーバーって、ちょい大きめなシュークリームの皮みたいなものを想像していたのですが………


デカい!
デカくない?
⁡内側は中空とは言え、凄いヴォリュームです!


お好みでホイップバターや岩塩を付けて頂くそうです
ってか岩塩のボトルもデカ過ぎ!


ばりばりと千切って頂きます
生地に巻き込んであるグリュイエールチーズの風味がとても良く効いています
流石の名物だけあって、そのままでも十二分に美味しいですね


もっさんはホイップバターをたっぷりと塗って頂きました
ポップオーバーの香ばしさに、程よくコク味と塩気がプラスされますね
食べ手のテンションを大きく上げてくれる、最高のスターターです!

◯ サラダ


サラダは配膳された直後、ウェイターさんがバカデカいミルでペッパーを削り掛けてくれます
尚、狙いは定め難いと見え、結構な量がお皿から溢れました(笑)

サラダも随分と盛り盛りですなあ!
いっぺんにこの量の生野菜を頂くのは、人生でも稀有な経験だと思います

高さを出して盛り付けた場合、内側や下部にドレッシングが行き渡っていないのがサラダのあるあるですよね
BLTさんのサラダは、ドレッシングを2度掛けしているのかな?
満遍なく味付けされていて、とても食べ易かったですね

◯ ロブスタービスク

3品目はアラカルトでスープを追加
ロブスターのビスクを頂きます



ロブスターの出汁がメチャ濃厚!
これは旨いなあ
丹念に漉されており、飲み口がサラりとしている点も実にもっさん好みで良かったです

⁡◯ マグロのタルタル


4品目もアラカルトで追加した、マグロのタルタル
こちらは六本木店のみならず、ニューヨークの本店に於いてもアラカルトメニューの1番人気だそうですよ


キリッとスクエアな盛り付けが格好良きかな
クラッシュドアイスに乗せた演出も含めて、とてもスタイリッシュです



ザックリ崩したらよーく混ぜて、ポテトチップに乗せて頂きます
が、ポテトは細めの網々なので、ちょびっとしか乗りません
アクセント程度に考えた方が良さそうです
マグロとアボカドはある種定番の組み合わせながら、素晴らしい美味しさ!
マグロの赤身は、相当に良いものを使っているように思えました

下に敷かれたソースは、ニューヨーク生まれの「ライム醤油ソース」
失礼ながらこちらには余り期待していなかったのですが、予想に反してメチャクチャ美味い!

いや、お見それしました!
本店で一番人気の謳い文句にも、大いに納得出来ました

◯ Tボーンステーキ





そしていよいよ!
メインのTボーンステーキ様のご登場でございます!
熱々のスキレットに乗せられて、じゅうじゅうと音を立ててやって来ましたぞ!

ランチコースの1人用Tボーンは、450gのポーション
うち、骨の部分は120gから140g
お肉の可食部は300g強となるそうです

後からもっさんのテーブルを担当されたウェイターさんにお聞きしたのですが、このTボーンは「骨が少なくて、おトクでしたね」との事
どうもアタリを引いたようでした


さて、そのTボーン
写真では手前の2切れがフィレ、奥の6切れがサーロインです

特製のステーキ窯では、先ず925℃の高火力でお肉の外側をカリッカリに焼き固めます
⁡次にお肉は250℃のエリアに移動
休ませつつ、じっくりと火を通すそうです
焼き上がりまで約15分ほどかかるのだとか


では頂きましょう
先ずはフィレから

表面は確かに硬いですね
いっそ、クリスピーと言って良いレベルです



カットしてみると、内側は綺麗なピンク色
弱い抵抗を感じさせながら、にゅるっ、と歯の通っていく柔らかさ
旨味の塊、そのものです
ステーキ最高!

こちらはサーロイン
脂身の旨味がガツンと主張し、フィレよりも野生味を感じさせます
アメリカンビーフの「らしさ」が全開ッ
それでいて脂はしつこく無く、とてもバランスの取れた味わいです
美味い!



ステーキの味付けはグリルの段階で振られた塩胡椒と、鉄板の上で勝手に溶けていくハーブバターの2つで、既に完成しています

故に、ステーキソースは味変アイテムだと割り切って良さそうです
甘酸っぱくて燻香のガツンと香る、如何にもアメリカンキュイジーヌと言った風情のバーベキューソースでした

⁡◯ デザート&カフェ




ランチコースを締める4品目、デザートはカボチャのプリン
コーヒー又は紅茶が付いてきますので、こちらはエスプレッソに変更して貰いました


どのお料理も大変美味しく、しかも割引が利いて(笑)、超! 満足!!
アメリカンステーキの醍醐味を、たっぷりと楽しませて頂きました


今後もたまーに、年イチくらいでお邪魔できたら良いですなあ
ご馳走様でした