東海神にて美味しいラーメンを頂いたもっさん。
てくてくと、船橋市内中心部へ移動します。
当初の予定では、この後は市川市まで移動して洋食屋さんへお邪魔するつもりでした。
が、どうにもラーメン腹が治まらぬ。
もっさんの身体が、追加のラーメンを欲しております。
ここは予定変更。
幸いにして、船橋にはラーメンのブックマーク店がいくつも残っております。
その中でも1番の注目店へ雪崩れ込みましょう。
という訳でお邪魔しましたこちらのお店。
「三代目 らーめん処 『まるは』極 (さんだいめ らーめんどころ まるは きわみ)」さん。
2020年6月4日訪問。
11時53分着。待ち無し。12時1分着丼。
船橋市内を中心に多店舗を展開しておられ、かなりの存在感を放つ「まるは」グループ。
もっさんはまるはさんのラーメンは未経験でしたが、初実食はその旗艦店たる、三代目まるは極さんでと決めておりました。
いきなり驚かされたのがこちら。
店外に掲出のメニュー表。
種類多い、多くない?
ラーメンだけで5種類、かつ、それぞれのスープは全く別物でありましょう。
1軒のラーメン屋さんでこのバリエーションはスゲーわ。
いや、まるはグループ恐るべしと言わざるを得ません。
◯本日の1杯:特製鶏白湯らーめん、錦爽鶏からあげ
店内の様子を見る限り、人気だったのは二郎系ラーメンの「濃厚G郎麺」。
もっさんのオーダーは煮干しとかなり迷って、看板メニューの鶏白湯をお願いします。
そして登場の鶏白湯。
如何にも濃厚なスープが実に旨そうです。
早速頂きます。
先ずはスープを一口。
初手、鶏の旨味。
次いで甘み。
醤油ダレ、甘みを抑えキレへ寄せたブレンド。
はっきりと濃いめの味付け。
魚介のコクと旨味が顔を出し、余韻を残してフィニッシュ。
「こっくりとした」とでも表現したくなる、とろとろ濃厚スープ。
甘くクリーミィで、ややザラリとした舌触り。
言うまでもなく、クリームシチューを想起させます。
スープベースは、これが限界じゃないかな、と思わせる濃度の鶏白湯。
コラーゲンがめがっさ出ていますな。
その上で、臭みは皆無です。
下支えは、煮干しを中心とした魚介出汁に、香味野菜の類いでしょう。
正直、魚介はふわっと感じる程度です。
甘く、塩っぱく、濃い。
そして美味い!
今時の濃厚鶏白湯のツボを押さえた、王道ど真ん中のスープです。
麺、行きましょう。
緩め長めのウェーブが連続する、中太の縮れ麺。
低加水タイプ。
やや重ための啜り心地、強めのコシ、むちっとした噛み応え。
硬めの茹で上げ。
家系を彷彿とさせる、黄色味の濃い縮れ麺。
そういやこのラーメン、ぱっと見は家系にも見えますね。
麺そのものの味わいや香りの主張も強く、小麦の旨味をストレートに伝えてきます。
濃厚スープにパワフルな麺という、大鉄板なカップリング。
もっさんはもう少し柔らかめの茹でが好みですが、十二分に美味しい麺です。
具材、炙りチャーシューから。
ベーコンに近いような、サクっとした歯触り。
脂身の甘さが光ります。
炙り具合も良いですねえ。
甘め濃いめの味付け。
鶏チャーシュー。
しっとり柔らかく、かつプリっとした歯応え。
完璧な火加減です。
やや薄めの味付け。
青菜。
スープに沈んで、見た目よりも沢山入っていました。
サクサク食感と苦味が良いアクセントに。
箸休めにも最適です。
刻み玉ねぎ。
鶏白湯の薬味としては珍しいかしら?
前出の青菜の存在感が大きい分、食感、味わい共にやや埋没気味でした。
味玉。
黄身がとろりん。
外しませんなー。
火通しは4分というところ。
甘め濃いめの味付け。
錦爽鶏のからあげ。
券売機にておすすめPOPが出ていたので思わず購入。
甘酢っぱいタレと柚子胡椒が添えられた九州スタイル。
先ずはタレを付けずに。
うーん、サクサク!
下味も入ってますし、このままでも十分美味しいです。
タレをどっぷり浸けて、柚子胡椒もオン。
やっぱこの食べ方やな!
んまーい!
これは必食サイドメニューです。
狙い所に納得の1杯。
上品でおハイソなお料理には無い「ジャンクな旨さ」というものは確かに存在しており、このラーメンは正しくソレでしょう。
そこを求めないユーザーに対しては、未食ながら淡麗系と思われるホタテ塩や鶏だし醤油も用意してあるのが、また強みになっています。
地産地消を大きく打ち出している点など、着眼点は勿論ですが「見せ方」も上手なお店ですね。
次回は煮干しを頂きたいですが、G系も気になるしなあ。
南柏駅近くにあったら絶対通いまくるんですけど!
ご馳走様でした。