2月をブログ更新強化月間と定め、なんとか毎日更新を行って参りましたもっさんです。

その結果!

2019年の記事がまだ幾つか残っております(白目)。

3月も更新頻度高めでお送りします。
ご訪問の皆様におかれましては、引き続き当ブログを宜しくお願い致します。

では本編です。
もっさん、この日は日本橋へ。
向かいましたのは2019年9月27日に開業となった「コレド室町テラス」。
遅ればせながらの初訪問です。



同施設でのお目当ては「いなり寿司」。
当ブログでは初めて取り上げるジャンルですが、実はもっさん、お稲荷さんは大好物でございます。


もっさんは朝食に駅そばを食べるのが日常化しておりますが、大抵、2個入りのいなり寿司も購入してしまいます。
週にこちらの2個入りを2回か3回は食べていますから、えーと、平均で週に5個くらいか。

………?
年間に250個くらい、いなり寿司を食べている計算になりますね。
どう少なく見積もっても、

「国内におけるいなり寿司の年間消費量(1人あたり)」

を大きく超えているでしょうなあ。
まあそんな統計見た事すらないですが(笑)、ご存知の方がいらしたら教えて下さい。

さて。
いなり寿司が大好きなもっさんの聞くところに拠ると、「行列の出来るいなり寿司専門店」があるとか。
開店時に用意の分は早々に売り切れが当たり前、その後数時間待ちはザラだそうな。

マジすか!
いなり寿司に「並んで買う」というイメージは皆無でしたので、結構な衝撃です。
これはもっさんも、是非並んでみねばなるまいて!


という訳でお邪魔しましたこちらのお店。
「だしいなり 海木 日本橋店 (だしいなり かいぼく にほんばしてん)」さん。
2019年12月23日訪問。
9時40分着。店外に待ち2名。10時2分購入。


コレド室町テラス1階には出入り口が6カ所あります。
予め公式サイトのフロアマップ(上掲)を調べましたら、海木さんは13番の位置。
マップ右上の出入り口に並ぶのが良さそうです。
もっさんはそちらへ移動しますぞ。


実際に現着してみると、既にお並びの方が2名。
9時45分の時点でもっさんを入れて6名でした。
食べ歩き人の基準で見た場合、並びはそこまで厳しくありませんね。

9時48分頃、フロア案内係の女性スタッフさん(長身でとても美人な方!)が巡回に。
すると行列の後方に並んでいた方が、彼女に質問を。

花沢さん「すみません、テレビに出ていたパン屋さんの開店待ちは、ここで合っていますか?」
「こちらはおいなりさんの行列です。別の入り口へご案内しますね」

建物サイドでも「おいなりさんの行列」と認識しているあたりがちょっと面白かったですね。


そうこうしているうちに開店時刻の10時に。
行列は18名に増えていました。
もっさんは3番目の購入。
この後少し食べ歩く予定ですので、お昼前までお店にてお預かり願います。

11時30分前に戻って来た際、スタッフさんに少しお話を伺いました。

この日、事前に用意のいなり寿司は10時45分頃に売り切れ。
その後は注文を受けての順次販売に移行します。
仮に11時30分に注文を入れると、受け取りは14時から14時30分。
立地的に、お昼休みの時間帯に購入を希望されるお客さんが最も多く、その場合の受け取りは早くとも16時から17時過ぎだそうです。
ほぼ、事前のリサーチ通りの待ち時間でした。

尚、同スタッフさん曰くこの日(2019年12月23日)は
「比較的お並びが緩かった」
そうです。
もっさんの見たところ受け取りまでの時間に余裕が無い方は、遅くとも10時前には並んでおく事をおススメします。



こちらは帰宅後です。
だしいなりの4個入りと8個入りを1箱ずつ購入しましたぞ。
前者はいつもお世話になっている所へのお土産用で、後者が自分用です。





早速開封でござる。
ぱかんと。
 

この上に掛けてあるビニールが曲者で!
ペロンと剥がした際に、飾りの葉っぱを持って行っちゃうんですよ。
慌てて拾いましたわ(笑)。



やっとご対面。
もっさんが良く知るいなり寿司と比べても、随分と色白な子ですなあ。


いつものお皿に盛り付けて、と。
頂きます。
もしゃもしゃ。

おほー(恍惚)。
なぁにこれぇ。
もっさんが知っているいなり寿司と、全然違いますやん……。

海木さんのいなり寿司を特徴付けているのは「南関揚げ(なんかんあげ)」。
熊本県南関町の特産品で、熊本ではよく知られている油揚げだそうです。
もっさんは初めて頂く食材でした。

南関揚げは水分を極力減らすように揚げる為、一般的な油揚げや揚げ豆腐よりも長期保存が可能で風味も落ちにくいようです。
この「水分の少なさ」から調理時に出汁が染みやすく、煮付けるとふっくらジューシィに仕上がるとか。


確かに海木さんのお揚げはとても柔らかですし、噛む度に鰹出汁がじゅわじゅわと滲み出て来ますね!
旨味と香りがガツンと強く、上品な甘さのお出汁がメチャメチャ美味しいです。
成る程、「だしいなり」と称する理由が良く分かります。

飾りに付いている葉っぱは、何の植物の葉なのでしょう?
山椒??
やや苦味と酸味があり、香りは柑橘系のように感じました。
葉っぱ単体には特に味付けも無いようです。
ちょっと正体が分かりませんでした。



カットしてみた断面です。
内側の酢飯は具なしの白米のみ。
酸味は抑えめに。
少し硬めに炊かれた酢飯が、出汁たっぷりのお揚げと良くマッチしています。
控えめに言って至福の味わいです。

お揚げの破れやすさがボトルネックなようで、職人さんによる丁寧な手仕事が要求されるそうです。
その調理難易度の高さが、結局は待ち時間の長さに繋がっています。
もっさん個人の意見で言えば、待っても構わないのでクオリティを維持して頂きたいと思いますね。

少々、購入が面倒ではありますが、一食の価値は十二分にあり。
いなり寿司好きならば、是非一度はお試しあれ。
もっさんへのお土産もお待ちしています(笑)。
ご馳走様でした。