「もっさんの食べ歩きブログ」にお越しの皆さま、今日は。
当ブログ主宰のもっさんです。

今年も残すところあと2日。
もっさんがブログを開始してから、3年目の年末がやって参りました。

もっさん的に、2019年は食べ歩きの内容がかなり大きくシフトした年でありました。
当初は殆どラーメンしか登場しなかった当ブログですが、最近はラーメンが登場しない記事の方が多くなっております。
アメブロさんのジャンル分けでは「ラーメンマニア」に籍を置かせて頂いておりますが、コレもそろそろ変えた方がいいかしら? 等と考えざるを得ない状況です。

とは言え、もっさんが最も好きな食べ物がラーメンである事に変わりはありません。
2019年、これまでに頂いたラーメンは95店舗で丁度100杯。
数えてみると決して少なくは無いな(白目)。

という訳で今年も年末の総括的な小ネタとして、「もっさんのラーメングランプリ2019」を発表致します。

前後編の1回目である本日は「Most Impressive Ramen 2019」と称しまして、2019年に当ブログで掲載した中で「最も印象に残ったラーメン」をご紹介します。
では、早速1杯目から。

◯「一条流がんこラーメン 総本家」さんの『100』



言わずと知れた超有名店にして大行列店。
蟹やフルーツなど、ラーメンの常識に拘らない素材が織りなす超混濁スープ!
奔流の如き、強烈な旨みと甘みの主張は一度頂いたら忘れられません。
「度肝を抜かれた」という言葉の意味が実感出来る1杯でした。

また、現状当ブログで最もヒット数を稼いでくれているのが、このがんこラーメンさんの記事です。
アップ当初の2019年2月からこの12月まで、トップの座を維持しています。
私的にも、家元には大変感謝しております。

◯「らーめん砦 東京亀有店」さんの『砦らーめん』




長崎は佐世保から、貝白湯ラーメンが東京へ襲来。
貝の旨味がたっぷりと出された、ミルキーなスープが堪りません。

2019年は貝出汁のラーメンを多く頂きましたが、その端緒となったこのお店を超えるインパクトは然う然うにありませんでした。
全体から一貫して「新しいラーメンを作ろう」という意図を感じる事も大きな特徴でしょう。
普通、ベーコンを入れようとは思いつかんぞ!

◯「らーめんとしょうが焼き あの小宮」さんの『特製たれ中華』





ガラス瓶入りのアッツアツなタレを自身でかけまわして完成させるというアイディアで、今年最も「面白かった!」1杯でした。
味わいも勿論素晴らしく、特にこのタレは別格の美味しさ。
食後のスープ割に至るまで、まぜそばとして何一つ欠点が挙がらない大傑作です。


お店の名前になっているしょうが焼きもガチ美味ですので、是非。
甘めのしょうが焼きが好きな方ならば、虜になる事請け合いですよ。

◯「HiyaChu」さんの『グリーンソースひやちゅう』




殆ど冷やし中華というものを食さないもっさんが、久々に食し、かつ感動したのがこちらのひやちゅう。
オリジナルのグリーンソースが実に美味しいんです。
花椒の痺れを効かせる味付けもお見事。

旧態依然とした冷やし中華が抱える構造的欠陥をほぼ克服しており、独自の世界を構築しています。
もっさん的には、一目惚れならぬ「一食惚れ」したお店の筆頭ですね。

◯「濃厚蟹みそらーめん 石黒商店」さんの『特製濃厚蟹みそらーめん』



海老塩とかホタテ塩はあるのに、何で誰も「蟹味噌を使った味噌ラーメン」を考えつかなかったのか!?
コロンブス的な発想の勝利でしょうし、そのアイディアを現実の1杯に落とし込んだ手腕も、称賛に値します。

また、ドンブリを構成するパーツのひとつひとつが、とんでもなくハイクオリティです。
このクオリティを出しているのが、2019年にオープンしたばかりの新店さんだという……末恐ろしいとはこの事ですわ。
魑魅魍魎ひしめく神保町エリアに、旋風を巻き起こしてくれる事を期待しております!


以上、M.I.R.の5店5杯でした。
どのラーメンも他にはない個性が、輝きを放つような魅力溢れる1杯でした。
明日はいよいよ、今年のベスト10を発表致します。
どうぞご期待下さい。