もっさん、この日は東京駅へ。
時系列的には、丸の内でハンバーガーを頂いた後になります。


折しも、この頃はラグビーW杯の真っ最中。
道中ではラグビー神社へ参拝。
御祭神は神魂命(かんたまのみこと)。
魂(たま)が玉に通ずる事から、球技の上達にご利益があると言われています。

尚、このラグビー神社ですが、当記事がアップされる頃にはとっくに撤去されております。
もし神魂命にお参りをなさりたい場合は、京都の下鴨神社境内の「雑太社(さわだしゃ)」へお出掛け下さい。


次いでラグビー日本代表、リーチ・マイケル主将の銅像に感謝の意を捧げます。
昨日丸の内で行われた日本代表のパレードの後、マイケル氏ご自身もこの場所を訪れていましたね。
地元開催での大大大躍進!
本当に素晴らしい試合を見せてくれました!
遅ればせながら選手スタッフの皆さん、有り難う!!


さて、場面は東京駅構内へ戻りまして、八重洲北口から入場。
向かった先はキッチンストリート。
ランチで変わり種のオムライスが人気のお店があると聞き、やって参りました。




という訳でお邪魔しましたこちらのお店。
「うに屋のあまごころ (うにやのあまごころ)」さん。
2019年10月22日訪問。
13時58分着。待ち無し。14時7分供食。

母体は昭和28年に壱岐島で創業の「あまごごろ本舗株式会社」さん。
海産物の加工販売がメインの企業さんで、グループ内では料亭なども経営。
うに屋のあまごころさんは、カジュアルレストランといった位置付けでしょうか。

◯本日のランチ:思い出のうにオムライス、国産あおさの味噌汁

タイプ:ひらき型
ソース:トマトクリームソース
ライス:雲丹ご飯





おお!
ほうほうほう!
これはまた!

以前から気になっていたメニューでしたが、実物を見ると想像以上に美味しそう!
早速頂きましょう。


トマトクリームソース。
生クリームがこってりし過ぎず、甘みと酸味のバランスも絶妙です。
パスタでは代表的なソースのひとつですが、オムライスにかけてあるのは殆ど見ません。
恐らく、オムライス専門店でもなければやらないでしょう。

雲丹の風味がとても豊か。
もっさん、これまでの雲丹歴を振り返りますと、雲丹そのままの形、または練り雲丹で頂く機会が多く、雲丹の「出汁の旨味」って良く分からなかったんです。
雲丹出汁、超旨い。
また、トマトクリームソースとも相性が良いですね!
良いゾ〜〜コレ。


オムレツ。
かなりとろふわ感のある半熟オムレツ。
味付けは特になされておらず、焼き油もバターではなく普通のサラダオイルだと思います。 
やや濃いめなソースと、ご飯の橋渡し役ですね。

ひらき型オムライスとは書いてはみたものの、ん〜〜〜む。
オムレツは殆どトマトクリームソースと一体化していますので、分類に困る料理です。

ご飯の上に調理した玉子が乗っているからオムライスでしょ的な概念。
パンに具材が挟んであればサンドイッチでええやろ的なサムシングですね。

なお、このオムレツの中にも雲丹が仕込まれているようなのですが、全く持って分かりませんでした。



雲丹ご飯。
雲丹の出汁で、蒸し雲丹を入れて炊かれた炊き込みご飯。
雲丹の香りと旨味がしっかりと閉じ込められており、ご飯単体だけでもメチャクチャ美味しいです。


味付けはやや薄めのあっさりとした醤油味。
双方に雲丹の旨味が出ているからでしょうか、濃厚な雲丹トマトクリームソースとも喧嘩をしません。
その点では、間に入るふわとろオムレツの存在も大きいですね。


蒸し雲丹は、はっきりと分かるくらいの粒の大きさ。
焼きタラコのように、口中でさらっと解けます。
うまし!!


合間合間にお味噌汁をズビー。
こちらもきっちりと出汁が出ており美味しいです。



また、甘口の九州醤油を少し垂らしてみるのも一手。
雲丹風味がグッと増したように感じました。


雲丹屋さんの拘りが結実した一皿。
精肉店のコロッケならぬ、海産問屋のオムライス。
只でさえ美味しい雲丹ご飯を、オム仕立てにしようというチャレンジを成功させています。
完成度の高さも相当な物ですよ。

尚、一般的な洋食屋さんのオムライスと比べてライス量は少なめなので、男性ならば大盛りを推奨します。
ご馳走様でした。