2月18日、新宿のルミネtheよしもとで「ギャグラリー25」を観てきました!




ギャグラリー、2012年から始まり25回目だそうで。ただコロナ禍による中止もあり開催は5年ぶりだったそうです。


私は初めてで、なんだかよくわからないまま、豪華出演陣に惹かれてチケットを購入。


ルミネtheよしもと、久しぶりでした。

昔、一度だけ来たことがある。

調べたところ、2002年6月の「5じ6じ」を観たようです。カリカがMCだったのは覚えてる。約22年ぶり!

ロビーも客席も何も覚えてなかったです、まあいろいろ変わっただろうしね。


さて、暗転して開演。

MCのしずる村上とジャッジのバッファロー吾郎Aが登場!


ギャグラリーとは、2組の芸人が即興ギャグでしりとりをして競うのですが、持ち時間が2分あり、考えている間は時間が減り続けます。ギャグが有効と判定されると自分の時間を止めることができる。持ち時間がなくなったら負け。

将棋などで使う対局時計を使うんですね。

ルールもきっちりしてて、説明に時間をかけてました。


対戦カードごとに、選手をひとりずつコールすると、登場曲が流れ派手なライトが点滅して選手がステージに登場。まるでプロレスか格闘技のような演出。


そして先攻後攻をジャンケンで決めるのですが、そこがすでにギャグ対決で(笑)

試合のために温存したりしない。

というか、対戦自体は5分以内なので、前後で膨らませてるんだなとあとでわかったけど(笑)


トーナメント戦ではなく全7試合で、タッグマッチがあったり、最後はヘビー級チャンピオンを決める大一番。

そういうとこもプロレスっぽい形でした。

私はプロレスが好きだった時代もあったんですよ。クラッシュギャルズの頃の女子プロレス。男子もちょっとは観ました。


長々と書きましたが、対戦はシンプルなギャグのしりとりです。

苦し紛れに出てくる即興ギャグの馬鹿馬鹿しさ! でもそこはさすがプロ、やっぱり打率は高い。

とにかくずーっと笑ってましたね。


その中でちょっと他と違ったのが鬼ヶ島アイアム野田vsザブングル加藤。

何やら因縁の対決らしく、出てくるなり罵り合い、取っ組み合っての大乱闘。2人とも赤いTシャツ着て(笑)

こうなった経緯が全然わかりませんが、おっさんたちの取っ組み合いはとにかく可笑しくて。

こういうお笑いを目の前で観たのは初めてだったな。テレビでもほぼ絶滅してそう。


なぜか引退を賭けた戦いになり、負けた加藤さんがマネージャーに生電話させられたり。見ててドキドキしちゃいましたがなんとか引退は回避されてよかったです。


最後のヘビー級タイトルマッチは、ずん飯尾vsもう中学生。

出演者がステージにずらっと並んで見守る中、客席うしろから登場するもう中と飯尾さん! マジでプロレスだ。。


試合前は、飯尾さんともう中が家が近所だって話をずっとしてて、この2人らしく和やかでしたが、試合はスピード感のあるラリーでさすが。

結果はもう中学生の勝利!

チャンピオンベルトを手にしました。


私が普段よく観ているR藤本、ザ・ギース高佐、歩子は安定した実力を発揮していてうれしかった。お笑い力の高さをあらためて実感。


初めて生で観た中では、ハリウッドザコシショウはオーラを感じたなあ。

黒パンツに黒テンガロンハットの正装であの体格、すごく舞台映えがする。目ヂカラも強い。

思いっきり放送禁止用語四文字を叫んだギャグは忘れられません。かっこよかったです!


MCのしずる村上さんはギャグをさらっと後押しする一言が見事でした。反応速度がエグかった。


ジャッジのバッファロー吾郎Aさんは、赤い旗を振りながら冷静に判定し、お客に拍手を促し、こらえきれない笑いを旗で隠したり… 楽しみながらもしっかり全体をコントロールしていた。

こういうライブができるのもA先生の人望でしょうね。


そして、いろんな事務所の人たちがひとつの舞台に立っている光景を見られることの幸せを感じました。

A先生によれば、しばらくはこの形でのギャグラリーはできないとのことでした。

例の、吉本鎖国の影響ですかね。

劇場を変えれば可能なのかどうなのか…

またいつか、復活してほしい!

こんなおもしろいライブ、やめちゃうのはもったいないです。


また近いうちに第26回が行われますように!

だってまた5年もたっちゃったら取っ組み合いでケガしちゃいますよ笑い泣き