ずっと行ってみたかった、江戸東京たてもの園に行ってきました！
小金井公園の中にある、いろいろな古くて貴重な建物を移築してある屋外博物館。
私は一時期、「ゴリパラ見聞録」という福岡ローカルの番組にハマってたのですが、このたてもの園に来ていてすごくおもしろそうだった。
いい天気で公園の紅葉も楽しめそうなので行ってみました。
中央線の武蔵小金井駅からバスで小金井公園へ。
行き方は何通りかあると思います。気になる方は公式サイトをご覧ください。
久しぶりに来たなあ。
このへんに親戚が住んでたことがあって何回か来たことがあるけど、昔すぎて記憶がないです。
いきなり色づいたイチョウやもみじが迎えてくれました。
とりあえず芝生でお弁当を食べて腹ごしらえしてから、たてもの園へ。
エントランスが光華殿という建物を利用してるのですが残念ながら改修中でした。
中に入ると３つのゾーンに分かれています。
西ゾーン
田園調布の大川邸。
洋風でおしゃれ。
建築家の前川國男邸。
居間に光がたくさん入る作りが素敵。
置いてあった小さなテレビがかわいい！
このお風呂は前川邸か次に見た小出邸か忘れた…
となりのトトロに出てきたお風呂みたい！
デ・ラランデ邸は1階がカフェになっています。
ここは中は見ませんでした。
常盤台写真場。写真館ですね。
レトロでかっこいい外観。
この西ゾーンで一番ゴージャスなのは三井八郎右衛門邸です。
あの三井財閥の三井さん。よくわかってませんけど、家はとにかくすごかった。
あちこちの屏風や扉には絵が。
個人の家にはあり得ない大きな仏壇…
２つの部屋にまたがるキッチン…
とにかくよくわかんないけど豪華。
こんな天井、お寺にしかないと思ってた…
土蔵があってそこには時代劇でしか見たことないこんなものが…
いやあとにかくすごかったです、三井邸。
そのあとはいくつかの農家。
こんなに立派じゃなかったけど、新潟にある母の実家を思い出した。
昔は囲炉裏がちゃんとあった。
そして見上げると梁がすごく立派で暗くて怖い。懐かしいな。
センターゾーン
なんといっても、2・26事件で有名な高橋是清邸。
立派な外観。
でも三井さんちと違って意外にシンプル。華やかさよりは質実剛健という雰囲気でした。
窓から美しい紅葉が見えた。
実際はどんな景色だったんでしょうね。
高橋さんちは写真が少なくなってしまいました、すみません。
展示してあった年表なんかをじっくり読みました。
会水庵という茶室にあったマンリョウ。
旧自証院霊屋。
徳川光友の正室千代姫が、その母お振の方（三代将軍家光の側室）を供養するために建立したものだそうです。
東ゾーン
古いお店や銭湯などの建物。
街並みが再現されてるようで素敵でした。
「千と千尋の神隠し」で参考にしたという、文房具屋の棚。釜爺の部屋ですね。
ほんとにそのまんま！
「千と千尋の神隠し」では他にもこのたてもの園にあるいくつかの建物をモデルにしていると言われてるようです。
私が聞いたことがあるのはこの文房具屋だけなのですが。
上の写真の真ん中は銭湯です。
ここがまた素晴らしかった〜！
「ブギウギ」も銭湯が出てくるしね。
番台ですね。大人、中人、小人… そんな分け方だったの？！
いろんなポスターもあったけどさすがに復元だよね…？
渋谷から出ていたという都電7500形がとまっていて、中に入れました。
都電は乗ったことないですけど、都内の私鉄なんかは私の子供のころも似たような感じでした。冷房がなくて扇風機で暑くてねえ。懐かしくなった。
たてもの園、なんともノスタルジックで、レトロなものが好きな人にはたまらないんじゃないかなと思います。
お年寄りはもちろん、ジブリ好きの若い人とかも楽しめそう。外国人もいましたね。
小金井公園は桜が多いので、春は混みそうですね。
今回は平日のためすいてました。
あと注意点として、建物の中に入るのに靴を脱ぐので、脱ぎやすい靴を履いていくといいですね。私はかなり苦労しました…
ショップで買い物をして、たてもの園を出てから売店でソフトクリームを買って小休憩。この日は暑かった。
たてもの園をたっぷり堪能したので、公園はあまり見て回れませんでした。
また別の季節に来たいですね。楽しかったです！
